《STOP》ディーラーで車購入後にそのまま自動車保険の加入はやめて!
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ディーラーで車を購入した際、自動車保険の勧誘をされることもあるでしょう。自動車保険についてあまり知識がない人だと、どこでも同じだからと言ってディーラーでそのまま自動車保険に加入するのではないでしょうか。
ですが、ディーラーで自動車保険に加入するのはあまりおすすめできません。ここではディーラーで自動車保険に加入するメリットとデメリットをまとめています。
自分のための保険ですから、しっかりとメリット・デメリットを考えて検討しましょう。
ディーラーで車購入後にそのまま自動車保険の加入はやめて
新車を購入した場合、これまで車を持っていない人はもちろんですが自動車保険に加入するのが一般的です。ディーラーで新車を購入した場合、ディーラーから自動車保険の加入をすすめてくることがあります。
別途保険会社に連絡をして加入するのは面倒ですし、自動車保険はどこでも同じだろうと思っている人は、ディーラーに勧められるがまま加入してしまうかもしれません。ですが、ディーラーで車購入後、そのまま自動車保険に加入するのはやめましょう。
これはディーラーが勧める自動車保険が悪いというわけではありません。たいていは国内大手の損保会社なので信頼性は高いです。ただ保険料は一般的に高いですし、必ずしも自分に合った自動車保険とは限らないのです。
ディーラーの自動車保険に加入するメリット・デメリット一覧
ディーラーの自動車保険に加入するメリット・デメリット一覧 | |
---|---|
『2つのメリット』 | 『3つのデメリット』 |
事故対応が簡単 | ダイレクト保険に比べて保険料が高い |
サポートや相談に乗ってくれる | 車の乗り換え時や保険の乗り換えの際に気を遣う |
– | 担当者によっては知識が少ないこともある |
ディーラーの自動車保険は決して悪いものではありません。そのためいろいろなメリットもあるものです。その一方で少なからずデメリットもあります。
大切な保険に加入するわけですから、安易に決めずにメリット・デメリットをしっかり把握しておきましょう。
ディーラーの自動車保険に加入する『2つのメリット』
ディーラーの自動車保険に加入するメリットは主に以下の2つがあります。特に費用面は気にしないという人であれば、ディーラーの自動車保険のほうが何かと便利で安心かもしれません。
【メリット1】事故対応が簡単になる
ディーラーで自動車保険に加入するということは、ディーラーが保険代理店になっているということです。一般的に自動車保険を使うような事故を起こした時には、保険会社と修理工場に連絡を入れることになります。
ですがディーラーで自動車保険に加入した場合には、ディーラーに連絡を入れるだけでOKです。もちろんこれは車の修理をディーラーの依頼することが前提となります。事故は滅多にあることではないので、事故を起こすとどこに連絡をすべきかあたふたするものです。
保険会社に連絡すべきか、警察が先か、もしくは修理工場に連絡したほうがいいのかわからなくなることもあります。ですが、そんな時でもディーラーに連絡するだけですから安心です。
【メリット2】オリジナルサポートや相談に乗ってくれる
自動車保険に限ったことではないのですが、保険に加入する時にはいろいろと分からないことも多いものです。特に初めて自動車保険に加入するという人だと、どれくらいの補償にすればいいのか、どういうケースで補償されるようにすべきか分からない人も多いでしょう。
何もわからずに契約してしまうと、不要な補償や他の保険と重複する部分も出てきて、無駄かつ高い保険料を支払うことにもなりかねません。ですが車を購入する際に自動車保険に加入するとなれば、ディーラーのスタッフは親身になって相談に乗ってくれるものです。
またメーカーによっては独自のオリジナルサポートを受けられる場合もありますし、いろいろとサービスをしてくれることもあります。
ディーラーの自動車保険に加入する『3つのデメリット』
ディーラーの自動車保険は安心して加入できる一方で、以下のような3つのデメリットもありますので、頭に入れておきましょう。
【デメリット1】保険料がダイレクト保険に比べて高い
自動車保険の保険料は人によって差はありますが、意外と高くなるものです。よく自動車保険はどこでも同じと言われますが、実際は保険会社によって補償内容も微妙に異なる部分もありますし、保険料も違ってきます。
特にインターネットで手続きをするダイレクト保険に比べると、仮に同じ補償内容にしたとしても保険料が高くなるケースがほとんどです。
保険料はその人やプランによっても異なるのですが、ディーラー保険とダイレクト保険を比べると3割から4割ほど高いといわれます。
ケースによっては倍近く差が出ることもあります。ですので、少しでも保険料を抑えたいという人はディーラーで自動車保険に加入すると高くなってしまうのでやめたほうがいいでしょう。
【デメリット2】車の乗り換えや保険の変更のとき気を使う
車を乗り換える時、自動車保険に加入したディーラーと同じであれば何の問題もありませんが、場合によってはほかのメーカーの車を購入するときもあるでしょう。車を乗り換えたなら、加入していた自動車保険も車両入替の手続きが必要になります。
つまり新しく車を購入するディーラーではないディーラーで車両入替の手続きをしなければいけなくなるのです。もちろんどの車に乗るにもどの保険に加入するにも本人の自由ですが、やはり気を遣うことは間違いないでしょう。
もしそのディーラーのスタッフが知っている人なら尚更気を遣ってしまうことになります。だからといって保険の契約途中で解約するのは損をしますし、それでもディーラーに連絡しなければいけないので気まずくなるのは同じです。
【デメリット3】担当者が変わったり知識が少ないことがある
ディーラーでは何年も同じ担当者が在籍しているとは限りません。車を購入し同時に自動車保険に加入した時に親身になって相談に乗ってくれた担当者がいなくなることも当然あるものです。
もちろんその担当者がいなくなったとしても、新しい人が担当者になります。ただディーラー保険の担当者が必ずしも親身になって相談に乗ってくれるとも限りませんし、知識が少ない担当者に代わってしまうこともあります。
保険会社も担当者が変わることは当然ありますが、保険会社は保険がメインの仕事ですからたとえ担当が変わっても知識は豊富ですし、いろいろ相談できます。
一方でディーラーは車を売るのが本業ですので、保険の知識が少ない人もいるので、自分に適さない保険になってしまうこともあるでしょう。
自動車の保険料を安くするなら『自動車保険一括見積もり』がおすすめ
自分に合った補償で、なおかつ少しでも保険料を安くするなら、複数の保険会社に見積もりを取るのが一番です。その場合は1社1社見積もりを取るのではなく、自動車保険一括見積もりを取るといいでしょう。
自動車保険一括見積もりを利用するメリットは以下の通りです。
- 費用がかからない
- 自宅にいながら見積もりが取れる
- 自分に合った自動車保険が見つかる
- 同じ条件で自動車保険を比較できる
- 短時間で見積もりが取れる
ほとんどデメリットはありませんから、まずは試しに利用してみましょう。
まとめ
ディーラーで車を購入した際に一緒に自動車保険に加入すれば、別途保険会社に見積もりを取ることもないですし、スタッフに相談しながら契約できるので安心です。
ですが、ディーラー保険は保険料が高くなることが多いですし、車を乗り換えた時などに面倒なこともあります。
ですので、少しでも自動車保険の保険料を抑えたい人は、ディーラーで自動車保険の勧誘をされてもはっきりと断りましょう。ダイレクト型自動車保険なら間違いなくディーラー保険よりも安くできますし、手続きも意外と簡単です。