知らなきゃ損!ゴールド免許を活用して自動車保険を割引する全知識!
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自動車保険の月々の保険料が、少し高いと感じることはありませんか?保険料を下げたいのであれば、様々な割引制度を活用してみると良いでしょう。
年齢制限や運転手制限など多くの割引制度がありますが、普段から安全運転を心掛けていると利用できる割引もあります。それがゴールド免許割引です。
ここではゴールド免許を持っている方が利用できる、自動車保険の割引制度について紹介していきます。まずは具体的なゴールド免許割引の内容について、詳しく見ていきましょう。
自動車保険のゴールド免許割引とは?
自動車の運転免許証には以下のような区分があります。
- 初回更新者
- 違反運転者
- 一般運転者
- 優良運転者
免許を取ったばかりのころは免許証の色がグリーンですが、初回更新でブルーの運転免許証になります。そして過去5年の間に無事故、無違反の場合のみゴールド免許になります。
ゴールド免許を持っている方は意外にも多く、その割合は運転免許証所有者の中でも56%にものぼり、ほとんどの方がゴールド免許証を持っているのです。ゴールド免許だと更新料や自動車保険料がお得になるなど、かなりのメリットがあります。
もしゴールド免許証だけど割引を適用していないという方がいれば、ここでどのような手続きが必要になるのかを理解した上で、試してみると良いでしょう。
ゴールド免許割引の割引率はどれくらい?
ゴールド免許のでは自動車保険料の割引ができるのは先述した通りですが、実際はどの程度の割引率になるのでしょうか?
そもそもゴールド免許割引とは、日ごろから安全運転を心掛けるドライバーに対して、その事故リスクの低さから保険料に割引をする制度です。
任意保険の範囲で適用できるので、自賠責保険はそのままですが、それでもかなりお得になるのは間違いないでしょう。ゴールド免許割引率は、一般的に保険会社によって異なります。次に各保険会社のゴールド免許割引率の違いを見てみましょう。
各保険会社のゴールド免許割引率一覧表
保険会社 | ゴールド免許割引率 |
---|---|
三井住友海上 | 8~10% |
ソニー損保 | 10% |
損保ジャパン日本興亜 | 7~12% |
SBI損保 | 最大で19% |
共栄火災 | 5~13% |
あいおいニッセイ同和 | 5~10% |
イーデザイン損保 | 割引率は公表されていない |
アクサダイレクト | 割引率は公表されていない |
チューリッヒ | 割引率は公表されていない |
三井ダイレクト損保 | 割引率は公表されていない |
このようにゴールド免許割引率は、10%から20%が相場になります。
ゴールド免許割引の適用期間(ゴールド⇔ブルー)
では免許の色が割引中に変わったら、どのような適用期間になるのでしょうか?次の2通りについて考えてみましょう。
- ブルーからゴールドに変わった場合
- ゴールドからブルーに変わった場合
まずブルーからゴールドに変わった場合を見てみます。免許証の色で保険料の割引をするときは、保険の始期日時点で色を判断するので保険期間中に免許証の色が変わったとしても、割引の適用は不可能です。
反対に免許証の色がゴールドからブルーに変わった場合も同様に、保険期間中には何ら影響しないので、次の保険更新日まではゴールド割引を受け続けられます。
ゴールドからブルーに変わったケースでは、次の保険期間にゴールド割引制度を受けられないので注意しましょう。
【裏技】違反後に長期契約すればゴールド免許割引が継続可
以上のような保険期間と免許の色が更新される時期のずれで、本来の免許の色とは異なるゴールド免許割引を受けられる事もあります。そのためには以下のような条件が必要になります。
- 免許更新前、免許更新後どちらかの運転免許証の色がゴールド
- 運転免許証の更新手続き期間内に保険の始期日が含まれる
このような状態においては始期日がゴールド免許証の期間に含まれると判断されるので、たとえ更新前後がブルー免許証でも、片方がゴールド免許証ならば自動車保険の保険料の割引を受けられます。
こうしたテクニックを活かすことで、違反後でもゴールド免許割引が受けられるようになるのです。例えば元々ゴールド免許証だったのにうっかり違反行為をしてしまい、次の免許の更新日からブルー免許証になってしまうとしましょう。
このケースでは免許更新期間中であれば、ゴールド免許証の適用が有効な期間として考えることができます。つまりゴールド免許証有効期間内に保険の始期日があり、長期で契約してしまえばゴールド免許証割引を受け続けることができるというわけです。
自動車保険の契約でゴールド免許だと嘘の申告はNG
自動車保険の保険料を安くしたいという気持ちは分かりますが、だからと言って割引を適用するために、自身の免許証の色を偽って虚偽の申告をするのは絶対にしてはいけません。
つまりブルーである免許証の色を、ゴールドとして保険会社に申告するのはNGということです。当然のことではありますが、中にはやってしまう人間もいます。
まず確実に嘘の申告はバレます。いかに保険会社との契約とは言え、契約や割引制度は保険会社と契約者との信頼関係の上に基づくものです。
申告の段階で嘘をつく人間が、虚偽の事故で保険金申請をしないと言い切れるでしょうか?一度でも虚偽の報告をすれば、その後の契約にも影響がないとは言えません。契約時には正直に、現在の免許証の色を伝えるようにしましょう。
飲食店やショッピング、ガソリンの割引受けられる
無事故や無違反でゴールド免許のドライバーは、自動車保険の保険料のみならず、レストランやショッピングにおいても少しお得になることを知っていますか?
ガソリンスタンドでも割引を受けられるので、ドライバーにとってもその家族にもうれしい制度です。
一般的にこうした割引を受けるために必要になるのが、自動車安全運転センターが発行しているSafe Driverカード、通称SDカードです。手続きは簡単に出来ます。
自動車安全運転センターで無事故無違反証明書か、運転記録証明書の交付を申し込むと同時にSDカードは発行されます。申し込みは郵便局からの郵送か、自動車運転安全センターの申し込み窓口で取り扱っています。1通辺り手数料に630円かかります。
ゴールド免許を持っているのに申告しないのは大損
以上のようにゴールド免許を持っていると、様々なメリットを享受できます。まとめてみると次のようになっています。
- 免許の更新料が割引
- 自動車保険の保険料が割引
- ガソリンスタンドやショッピング等で割引
ゴールド免許証を持っていれば、このように割引を受ける事が出来るのです。1つ1つは小さな割引だと思う方もいるかもしれません。
しかし保険料やガソリン代は車に乗っていれば、必ず払い続けなければならないものです。それが1カ月、1年、更に10年と続けば割引の有無は大きな金額の差を生み出すでしょう。
まとめ
自動車保険の割引制度の中には、ゴールド免許割引制度というものがあります。契約先の保険会社によりますが、保険料が大体10%から20%割り引かれます。
自動車保険の更新時期と保険の始期日がうまくかみ合えば、たとえ次の更新でゴールド免許証ではなくなっても割引を受けられる方法もあります。しかし保険期間中に免許の色を適用できないのは要注意です。
自動車保険の他にもゴールド免許証によるガソリン代の割引や、ショッピングの際の割引もあるので、安全運転を心掛けゴールド免許証の方は活用してみましょう。