30代後半で自動車保険をお得に見直そう!おすすめの保険会社を解説!
※当ページには一部広告が含まれています。
30代後半の自動車保険は、30代前半と比較すると格段に保険料が割安になります。
30代後半になると、年齢条件区分がワンランクアップします。ほとんどの自動車保険は35歳以上補償を設定していますので、この区分に当てはまることから、保険料が大幅に安くなるのです。
とはいえ、現在の契約する自動車保険では損な支払いをしている可能性もあるので、保険の見直しは必要です。
チェックしておきたい保険ポイント |
---|
1.車両保険(加入の有無、タイプ、免責金額) |
2.年齢条件や使用目的 |
3.家族の等級を引継げないか |
4.代理店型・ダイレクト型 |
これは代表的な見直し項目ですので、ほかにも手を加えることで節約につながる保険内容はあります。
本文で詳しく解説しますが、最も手っ取り早く、効果的に節約し、なおかつ補償を充実させようと思えば、代理店型からダイレクト型保険へと切り替えることです。
一度、各保険会社の補償内容と見積額が比較できる自動車保険一括見積もりで調べてみましょう。
一括見積もりなら保険内容の変更前後でどれほど保険料に差が出るのか試算することもできるのでおすすめです。
35~39歳の自動車保険の目安
30代後半の自動車保険は、保険料が実は最も割安になる時期でもあります。もちろん40代、50代でも保険料が割安になるのですが、年齢条件区分が35歳以上補償までということを考えると、30代後半が一番割引率が高くなるのです。
無事故無違反を続けることで、等級をコツコツ上げていけるのですが、30代後半になると、18歳で契約した場合、18等級程度まで上がっている可能性が有ります。これだけでも保険料は大幅に割り引かれる結果になります。
実際の保険料目安を知ると、そのことがより一層わかるでしょう。以下の事例の場合、年間保険料は5万5千円~6万5千円程度です。
- 小型車(ヴィッツ、フィット等)
- 35歳以上補償
- 対人対物無制限
- 人身傷害3000万円
- 車両保険200万円
等級でどれくらい変わるの?割引率が最大で63%
自動車保険にはノンフリート等級と呼ばれる制度があります。ノンフリート等級は30代後半の自動車保険選びにも大きな影響を与えるので、制度をしっかり理解しておくことをお勧めします。
ノンフリートとは所有する自動車が10台以下の場合に適用される等級制度で、1等級から20等級まであります。1等級は割増率が最も高く、20等級は割引率が最も高くなります。
等級によってどれほどの差が生じるのでしょうか。20等級の場合、割引率が最大で63%です。スタート時の6等級が19%割引ですから、等級を上げていくことが保険料の割引に影響を与えることが分かるはずです。
30代の年齢条件と年齢料率区分
30代後半の自動車保険選びで理解しておきたい別の要素に、年齢条件があります。自動車保険はリスク細分型という方式を採用しています。交通事故を起こしやすい人は保険料が高く、起こしにくい人は保険料が割安になる制度です。
年齢条件を設定することの意味は、統計学上、年齢によって事故率が変化するからです。例えば10代が運転する場合と、30代が運転する場合とでは、交通事故を起こす確率が倍以上異なります。
保険料を公平にするために、年齢が高くなると保険料が割安に、若いほど割高になるように設定されています。30代後半の場合、割引率が最も高い35歳以上補償が適用されるので保険料がぐっと安くなるのです。
年齢条件による保険料の差と注意点
30代後半は保険料が最も割安になる時期といえるでしょう。なぜかというと、年齢条件は最高35歳までですから、どんなに年齢が高くなってもそれ以上割安にはならないからです。
年齢条件には以下の区分が設けられています。
- 全年齢
- 21歳
- 26歳
- 30歳(一部の自動車保険)
- 35歳
30歳と35歳の区分では保険料の割引率が3%前後違います。年間3%だとしても、保険料を合算するとかなりの割安感があるものです。
35歳以上補償は、ほぼすべての自動車保険で採用されている条件区分です。この時点で保険料の割引率は70%を超えてきます。
20代で最大の割引率になる26歳以上補償でも最大の割引率が60%後半ですから、それよりも数パーセントは割安になるようにできています。
注意点は損害保険会社によって、年齢条件による割引率に差があることです。ダイレクト型(直販型)は割引率が大きくなる傾向がみられます。
30代後半の自動車保険を安く節約する方法
30代後半は自動車保険が割安に感じられる時期ですが、より自動車保険料を安くする方法を知っておくと、かなり得をした気分になれると思います。
自動車保険を割安にする方法は、割引制度を上手に活用することと、自動的に適用される割引サービスの条件に合致できるようにすることです。いくつかのポイントを押さえておくだけで、自動車保険を年間1万円以上も安くできます。
【ポイント1】セカンドカー割引を利用する
30代後半の自動車保険を割安にするには、セカンドカー割引を活用することです。セカンドカー割引というのは、すでに1台自動車を所有していて、2台目以降追加で自動車保険を契約時に適用される割引制度です。
セカンドカー割引が適用されると、通常新規契約で6等級からスタートする自動車保険が7等級からスタートできるようになります。1等級だけしか違わないと思うかもしれませんがこれだけで年間割引率は5%程度違ってくるのです。
ほかにも同居の家族が新たに車を購入する場合にも適用されるので、この制度を活用するだけで、保険料をかなりの程度節約できるようになります。
【ポイント2】ゴールド免許割引
5年間無事故無違反の運転者に対して交付されるのがゴールド免許です。ゴールド免許取得者に対しては保険料が大幅に割り引かれるゴールド免許割引が適用されます。
30代後半の自動車保険をさらに割安にするのがこの割引制度です。ゴールド免許とブルーの一般免許とでは保険料の割引率が2割も異なります。年間保険料が6万円だとしたら、ゴールド免許だと1万2千円も安くなる計算です。
ゴールド免許を取得するためには、軽微な違反もしてはいけません。違反をした場合、一定期間違反をしなければ違反点数はなくなりますが、ゴールド免許の取得条件からは外れてしまいます。できるだけ安全運転を心がけたいものです。
【ポイント3】保険料の支払いを一括にする
30代後半の自動車保険は保険料の支払い方法を変更することで、より割安にできることを知っていたでしょうか。保険料の支払い方法は月払い、一括払い(年払い)がありますが、一括払いのほうが割安です。
一括払いと月払いとを比較してみると、年間保険料が平均で10%前後割安になります。ゴールド免許割引と併用すると3割近くも保険料が安くなる計算です。
一括払いの場合、1度に支払う保険料が高くなるので、資金的に余裕がある必要があります。良い方法は、一括払いののち、毎月翌年度のために保険料分を積み立てておくことです。こうするなら一括払いも苦ではありません。
【ポイント4】割引サービスを利用する
自動車保険は損害保険会社ごとに割引サービスを提供しています。割引サービスの中身は各社で異なるので、いくつかの自動車保険を比較して検討するのがおすすめです。
30代後半の自動車保険をより割安な保険料で契約するためにも、割引サービスを上手に活用することをお勧めします。具体的な割引サービスは次の通りです。
ダイレクト型自動車保険 | インターネット申し込み割引 |
---|---|
自動車保険共通 | エコカー割引、自動ブレーキ割引、複数契約割引、新車割引 |
エコカー割引はハイブリッドカーだけでなく、電気自動車や低燃費車にも適用されます。具体的な適用条件は各損害保険会社に問い合わせるとよいでしょう。
【ポイント5】年間走行距離指定条件を見直す
自動車保険をより安くするために見直したいのが年間走行距離です。走行距離別の保険料設定を提唱したのがソニー損保ですが、以来自動車保険では当たり前のように適用される制度になりました。
30代後半の自動車保険を見直す際には、年間走行距離もチェックすることで、保険料をさらに引き下げられます。例えばこれまでは自動車で通勤していたものの、今は電車通勤になったという場合、走行距離は大幅に少なくなるはずです。
年間走行距離が5000キロ以下になると保険料はより割安になります。そこで契約更新時に再度走行距離をチェックして、保険会社に伝えてみてください。
30代後半の車両保険について
30代後半の自動車保険選びは、保険料に加えて補償内容も充実したものを選ぶのが成功のポイントです。中でも車両保険の補償は重要になるのでよく考えて決めるようにしましょう。
車両保険の保険料率は年齢を重ねることで割安になります。運転経験が長くなり事故率が低下するからです。
車両保険は、愛車が損害を被った場合に修理費用だけでなく、代替え費用としても活用できる補償です。保険料が割安になる30代後半だからこそ、充実した車両保険を契約しておきたいものです。
車両保険の加入は車両価値で決める
30代後半の自動車保険選びで車両保険を付帯させるかどうか迷っている場合、どうしたらよいのでしょうか。この場合に考えたいのが車両価値です。車両保険の補償額は保険会社が定めた保険金額に基づいて決まります。
車両の価値が高ければ高いほど、車両保険に加入する必要性が高まります。万一事故に巻き込まれて全損した場合、加害者側から支払われるのは市場価格になってしまうからです。市場価格を上回る損害が出た場合でも、市場価格を超える分は補償されません。
車両保険を契約する際には、新車を再度購入する場合の諸費用もカバーできるようにしておきたいものです。車両全損時諸費用補償などの特約を付帯しておくことが身の守りになります。
免責で安くする
30代後半の自動車保険を見直す際に車両保険を付帯するかどうか迷う人も多いと思います。車両保険を付帯すると自損事故もカバーできますが、やはり気になるのが保険料です。
自動車保険の保険料を抑えるための工夫としてプロがおすすめするのが免責制度です。車両保険に免責金額を設定するだけで保険料を大幅に抑えられます。ちなみに免責とは自己負担額のことを指します。
免責金額は5万円、10万円を設定できますが、1回目、2回目ごとに免責金額を変えることも可能です。例えば1回目は免責0円、二回目以降は免責10万円といった具合に、設定するだけで保険料が割安になります。
35歳以上の車両保険タイプの選び方
30代後半の自動車保険で車両保険を設定する際、どのような補償を付帯するかによって保険料が変わってきます。ポイントは自動車保険の補償を重視するか、保険料を重視するかの2つです。
補償を重視したい場合、車両保険は一般タイプを選択してください。自損事故を含めすべての損害を補償するタイプで、保険料は高くなりますが、万一の際の安心感が高いです。
保険料を重視したい場合、前述の免責金額の設定に加えて、エコノミー型車両保険を選択しましょう。エコノミー型とは補償範囲を相手がいる場合に限ることで、保険料を抑えることのできる車両保険のことを指します。
35歳~39歳におすすめの契約内容と特約
30代後半の自動車保険選びでは、補償内容に重点を置くことがポイントになります。30代後半は収入が上がり、社会的にも地位を得ている人が少なくありません。
所有する自動車もコンパクトカーからワンランク、もしくはさらに上のランクの車へ変える方も多いことでしょう。
補償内容を充実させるためには、今特にどのような補償が必要なのかを見極めることが必要になります。
車両保険は一般型車両保険をお勧めします。仮に300万円を超える自動車を購入する場合、エコノミー型では自損事故等補償されない場合があり、保険金が受け取れないリスクが高くなってしまうからです。
特約類で付帯しておきたいのが弁護士費用特約、車両保険に付帯できる地震、津波、噴火補償特約などです。これらの特約を付帯しておけば、ほとんどの事故や災害をカバーできるようになります。
上記の補償内容をまとめると次のようになります。
- 対人対物無制限補償
- 人身傷害補償(5000万円)
- 車両保険(地震津波噴火補償特約付帯)
- 弁護士費用特約
30代におすすめの自動車保険ランキング
30代後半で自動車保険を見直したい場合、どの保険会社にすべきか迷ってしまうと思います。保険会社によって保険料が異なりますし、補償内容や事故対応にも違いがあるからです。
保険会社選びを間違ってしまうと、せっかくよく考えて自動車保険を契約しても、あとからやっぱりほかの保険会社にしておけばよかった、ということになりかねません。このような問題を回避するのに役立つのがランキングです。
ランキングを活用してどの自動車保険がおすすめなのかをまずはチェックしておきましょう。補償内容、保険料などを総合的にまとめてみると、30代にとってお勧めの保険会社ランキングは次のようになります。
1位 | SBI損保 |
---|---|
2位 | チューリッヒ保険 |
3位 | アクサダイレクト |
4位 | 三井ダイレクト |
5位 | ソニー損保 |
ランキングを見てお分かりだと思いますが、すべてダイレクト型自動車保険に分類されます。保険料が安くしかも充実した補償を得るのにお勧めなのがダイレクト型です。
一括見積もりで自分に合った安い保険を選ぶ
30代後半の自動車保険選びは保険会社の選択が成功のカギを握ります。保険会社を選ぶ際、それぞれを比較して検討したいところですが、いくつもの保険会社の見積もりを取るのは簡単ではありません。
仮に代理店型の自動車保険の見積もりを取ろうとすると、その後の勧誘が気になりますし、複数の代理店を回る必要もあるので、時間も手間もかかってしまいます。そのようなロスをなくすためにお勧めしたいのが一括見積もりサービスです。
一括見積もりサービスとは、複数の自動車保険を一括で比較できるサービスのことで、保険料を比較検討する際に役立ちます。インターネットで申し込みができ、しかも無料で利用可能です。
まとめ
30代後半の自動車保険選びで失敗しない方法は、補償内容をよくチェックすることと、割引サービスを適用させることです。ゴールド免許割引のように日ごろの運転が保険料に影響を与えるものもあるので、安全運転を心がけましょう。
車両保険を検討する際には補償内容と保険料をチェックして、ライフスタイルに合っているかどうかを選択します。この場合も活用したいのが一括見積もりサービスです。
一括見積もりを活用するなら、複数の保険会社を同時に天秤にかけられるのでとても便利だからです。自動車保険はどれも同じではありません。じっくりと比較検討して最適な補償を選択するようにしてください。