【20代前半】21歳~25歳の自動車保険の相場とは?おすすめの選び方も
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21歳~25歳の20代の自動車保険は保険料が割高なので、保険料をどうしたら割安にできるかが重要な選択肢になると思います。
生命保険の場合、年を重ねるごとに病気のリスクが大きくなるので保険料が高くなりますが、自動車保険の場合は年を重ねると経験が豊かになり、交通事故を起こしにくくなることから保険料が安くなります。
保険料を節約できる代表的な方法は次のようなものになります。
保険料を引き下げる方法 |
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1.21歳~は年齢条件の変更 |
2.運転者を限定 |
3.車両保険(加入の有無、タイプ、免責金額)の調整 |
4.家族の等級を引継ぐ |
5.保険を代理店型からダイレクト型へ乗り替える |
詳しくは本文で解説しますが、最も手っ取り早く、効果的に節約できるのは、自動車保険会社を替えることです。
一度、各保険会社の補償内容と見積額が比較できる自動車保険一括見積もりで調べてみましょう。
一括見積もりなら保険内容の変更前後でどれほど保険料に差が出るのか試算することもできるのでおすすめです。
21歳~25歳の自動車保険の目安
21歳~25歳の20代の自動車保険は、補償をどうやって組み立てるかをよく考える必要があります。
自動車保険は万一の交通事故による経済的な補償をカバーすることが目的ですから、いざというときに十分な補償が得られるようにしておかなければいけません。
そのためには補償の目安をある程度知っておくことが必要ですし、保険料の相場もチェックしておくとよいでしょう。特にダイレクト型の自動車保険を考えている場合は、補償の目安を知っておくことが大切です。
押さえておくポイントは次の通りです:
- 新規契約の場合の補償と保険料の目安
- 更新する場合の補償と保険料の目安
- 保険料の相場の把握
新規加入の場合
21歳~25歳の20代の自動車保険を新規加入する場合、基本的には6等級からのスタートになります。6等級の割引率は19%ですが、それでも保険料は割高に感じてしまうと思います。まずは新規加入の補償の組み立てと保険料の目安を知っておきましょう。
補償を組み立てる場合、対人、対物は無制限補償を設定しておきます。人身傷害保険は3000万円程度を目安にしておくとよいでしょう。
車両保険については契約するかどうか迷うかもしれません。ぶつけてしまう可能性が高いので最初は中古車からスタートという人も多いです。その場合、車両保険を節約できます。
継続更新の場合
21歳~25歳の20代の自動車保険を継続更新する場合、新規契約と比較すると保険料は割安になります。例えば18歳で新規加入した場合、保険利用事故が一度もなければ21歳の更新時には9等級になっています。
9等級の割引率は43%ですから6等級よりも2割程度割安になる計算です。保険料が割安になった分、浮いた保険料を補償に充てるという方法もあります。ただし余計な補償を付けてしまうと保険料の無駄になるので注意してください。
継続更新の場合の保険料の目安は次の通りです。
- 小型車
- ノンフリート9等級
- 21歳以上補償
- 対人対物無制限
- 人身傷害補償3000万円
- 車両保険付帯
上記の場合で保険料は年間16万円前後です。
21歳以上の自動車保険の相場
21歳~25歳の20代の自動車保険の保険料は等級や補償内容によって変わってきます。保険料を抑えたい場合は、補償を必要最低限のものにまとめることができるかもしれません。
ただし車両保険をエコノミー型にしたり、付帯しなかったりすると自損事故は補償されません。
若い年齢層の場合、車両保険の料率が割高に設定されています。そのため保険料を節約するためにエコノミー型にする人が多いです。もしフルカバータイプを契約したい場合、ダイレクト型を検討してみるとよいでしょう。
21歳以上の保険料相場は次のようになります。(小型自動車、対人対物無制限、人身傷害3000万円)
車両保険あり | 18万円~20万円 |
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エコノミー型 | 15万円~19万円 |
車両保険なし | 10万円~12万円 |
20代前半の自動車保険を安くする方法
20代前半の自動車保険は保険料が非常に高いため、支払いが難しいと感じる人が多いでしょう。しかし、自動車を運転するには自賠責保険だけでは補償が不十分ですから、任意保険の加入は必要不可欠です。
そこで割安な保険料で自動車保険に加入する方法を知っておくことをお勧めします。ポイントをよく押さえておけば、相場よりも安い保険料で契約ができることでしょう。条件をよく吟味して最適な自動車保険を契約するようにしてください。
【ポイント1】21歳の誕生日を迎えたらすぐに条件変更
21歳~25歳の20代の自動車保険を割安にするためにまずできることは、21歳の誕生日を迎えた時点で運転者限定条件を変更することです。21歳の誕生日前日までは全年齢補償を適用していますから、保険料はとても割高になっています。
21歳の誕生日を迎える時点で限定条件を変更するようにするためには、事前に保険会社にその旨を通知して条件を切り替えらえるように予約を入れておくことが必要です。
代理店経由での契約であれば、代理店が手続きを行ってくれるので、基本的に作業はいりません。
ダイレクト型を契約している場合は、21歳の誕生日を迎えた時点でコールセンターに連絡を入れるようにしてください。事前予約ができればそれを活用して無駄な保険料を支払わないようにできるでしょう。
【ポイント2】運転者を限定する
21歳~25歳の20代の自動車保険を割安にする別の方法は運転者の限定です。自動車保険はリスク細分型と呼ばれる方法を採用しています。これは交通事故を起こす確率が高い契約ほど保険料が高くなり、公平さを保つための方法です。
運転者を限定することで、不特定多数の人が運転する機会がなくなることから、その分だけ交通事故リスクが低下します。具体的には家族限定、夫婦・本人限定といった限定条件が設定できるようになっています。
家族や友人が車を運転する機会がないのであれば、夫婦・本人限定にし、家族が運転する場合には家族限定にすることで保険料を節約できます。
限定条件以外の人が運転する場合、補償対象にはならないため、1日自動車保険を検討するなどして補償を設定できるでしょう。
【ポイント3】車両保険が必要か見直す
21歳~25歳の20代の自動車保険を節約するのにお勧めしたい別の方法に車両保険の見直しがあります。車両保険を契約することで、交通事故時の修理費用が補償されますし、代替えが必要になった場合の費用も補償されます。
車両保険はできれば付帯しておきたい補償ですが、保険料が高いのがネックです。そのため車両保険を付帯しておきたいものの、仕方なく外すしか方法がないという人もいます。できれば引き続き車両保険を付帯するために、必要性を見極めることが大切です。
もし免許を取り立てであるなら、交通事故のリスクに備えて新車ではなく中古車を購入することもできます。そうすることで車両保険の補償額を抑え、保険料を節約することも可能です。
【ポイント4】車両保険をエコノミータイプに
21歳~25歳の20代の自動車保険に車両保険を付帯する場合、保険料が高くなるのを防ぐためエコノミー型の車両保険に変更する方法があります。フルカバータイプよりも保険料が2割程度割安になるので検討する価値があるでしょう。
エコノミー型車両保険とは補償範囲を限定したもので、フルカバータイプとの違いは事故の相手がいる場合に限り補償されるというものです。言い換えれば自損事故は補償対象にはならないので、車庫入れに失敗したなどのケースでは自己負担になります。
エコノミー型は補償範囲が狭くはなるものの、保険金額は上限まで補償されますし、飛び石や落書きも補償対象になります。今の運転スキルを考慮して、エコノミー型に変更するかどうかを決めることができるでしょう。
【ポイント5】車両保険に免責金額を設定
21歳~25歳の20代の自動車保険に付帯する車両保険を、もっと割安にするための別の方法は免責金額の設定です。免責金額とは補償対象外の金額つまり自己負担額のことを指します。自己負担額を増やすことで、保険料が割安になるのです。
免責金額はある程度の幅で選べるようになっています。通常は1回目、2回目以降と別々に免責金額を設定することになります。例えば1回目5万円、2回目10万円といった仕方で免責金額を設定できます。
免責額は自己負担になるので、交通事故などで修理が必要になった場合、自己負担額を考えて保険を利用するかどうかを決定します。
また1回目に相手がいる場合に限り免責金額を0にできる設定もあります。この場合、免責ゼロの場合よりも割安になるのです。
【ポイント6】セカンドカー割引の適用
21歳~25歳の20代の自動車保険は割引条件を適用させることで、一般契約よりも割安な保険料で契約できます。その一つがセカンドカー割引です。セカンドカー割引とは名称の通り、2台目以降の保険契約について割引される特約です。
セカンドカー割引が適用されると、契約時の割引等級が7等級からのスタートになります。通常は6等級ですが、1等級変わるだけで保険料の割引率が2割程度も変わってきます。適用条件に適っていれば自動的に適用されるお得な特約です。
適用条件はすでに車を所有し自動車保険を契約している場合に限られます。保険契約者が2台目の契約を結び、記名被保険者をお子さんにすることでこの割引が適用されます。
【ポイント7】家族の等級を引継ぐ
21歳~25歳の20代の自動車保険を抑えるためにできることとして、家族の等級引継ぎという方法があります。
等級をどうやって引き継ぐのかについてですが、難しいことはありません。簡単に言えば高い等級を子供に引継ぎ、親が低い等級で新規契約をするのです。
等級引継ぎの手続きは、保険会社に申請を出すことで引継ぎが可能です。引継ぎ後も親の補償が継続されるように、新規契約を同時に結ぶようにしてください。なぜ子供が引きついだほうが良いのかというと、親が新規契約をするほうが割安になるからです。
等級が同じでも年齢条件が変わることで保険料率が下がります。限定条件を再度設定することでさらに保険料を抑えることも可能です。お子さんの保険料も割安になるので、トータルでの出費は減少します。
【ポイント8】20歳以下は車選び&料率クラスが重要
21歳~25歳の20代の自動車保険は割高ということはお話ししましたが、20歳以下の場合はさらに保険料が割高になってしまいます。保険料をできるだけ抑えるために等級引継ぎやセカンドカー割引などを活用できますが、それ以外にもできることがあります。
それは車選びです。保険会社は補償対象となる車の種類や排気量に従って料率クラスを設けているため、保険料が異なります。保険料率が低い車を購入することで保険料が割安になるのです。
基本的に事故を起こしやすい車や、修理費用が高額になる高級車は料率が高くなります。逆に衝突安全性が高く、修理費用が割安な小型車は保険料率が低くなります。この仕組みをうまく活用することが大切なのです。
21歳~25歳におすすめの契約内容
21歳~25歳の20代の自動車保険を契約する際、補償内容をどのように組み立てるのかが大切です。補償を充実させると保険料が高くなりますし、必要な補償を削ってしまってはいざというときに補償が確保できず、経済的な負担が大きくなってしまいます。
そのようなことにならないためには、どの補償が必要なのかを押さえておくことが大切です。補償は基本補償と特約とに分かれていますので、それぞれの違いを把握しつつ、最適な補償を組み立てていくようにしてください。
ダイレクト型自動車保険の場合、補償は自分で組み立てなければいけないので、事前の調査が肝心です。ある程度自己責任が求められるため、必要な補償をしっかり見極めるようにしてください。関係する情報を収集して補償を組み立てるのです。
以上のことを踏まえた、21歳~25歳の20代の自動車保険のおすすめの契約内容は次のようになります。
年齢条件 | 21歳以上補償 |
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限定条件 | 夫婦・本人限定 |
対人補償 | 無制限 |
対物補償 | 無制限 |
人身傷害補償 | 3000万円 |
車両保険 | 一般車両保険(免責1回目5万円、2回目10万円) |
特約 | 弁護士費用特約、車両新価特約、地震・津波・噴火補償特約 |
20代におすすめの自動車保険はどこ?
21歳~25歳の20代の自動車保険を契約する場合、どの保険会社を選ぶかも大切です。自動車保険はどれも同じではなく、保険会社によって補償内容や保険料が違います。契約する前にそれぞれの違いを把握して、最適なものを選ぶようにしてください。
20代の自動車保険選びでは保険料を重視する傾向が強くみられます。そのため保険料が割安になる自動車保険を選択します。具体的には代理店型自動車保険ではなく、ダイレクト型自動車保険や自動車共済などを選ぶようにしましょう。
もしお勤めの会社が団体割引の適用法人の場合、代理店型自動車保険を契約しても割高にはなりません。団体割引が適用される分、保険料負担が軽くなります。以上のことを踏まえてお勧めの自動車保険は次のようになります。
ダイレクト型 | チューリッヒ保険、SBI損保、イーデザイン損保 |
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代理店型 | 東京海上日動、三井住友海上 |
自動車保険の補償の削りすぎは注意
21歳~25歳の20代の自動車保険の保険料を割安にしたいという気持ちは分かりますが、気を付けないといけないのは補償を削りすぎてしまうことです。補償を削れば保険料は安くなりますが、自動車保険の本来の目的を忘れないようにしてください。
自動車保険は交通事故による経済的な損失を補償するのが目的です。例えば交通事故の加害者になってしまい、被害者に対して1億円を超える賠償責任が生じた場合、自分の資力で補償できる人はごく少数でしょう。
自動車保険に加入していればわずかな保険料負担で賠償金を支払えるのです。ほかにも車両保険があります。車両保険を付帯するかどうかは個人の選択ですが、車両保険を外してしまうと、事故の自己負担分はすべて自分で支払わなければいけません。
例えば交通事故の被害に遭った場合でも過失割合によっては自己負担分が発生します。ですから補償を削りすぎないようにすべきなのです。
一括見積もりで自分に合った安い保険を選ぶ
21歳~25歳の20代の自動車保険は保険料が割高になるため、できるだけ保険料が割安で補償が充実している自動車保険を選びたいものです。
前述の通り、保険料が割安で補償も充実している自動車保険を選びたいと思う場合におすすめなのがダイレクト型自動車保険です。
チューリッヒ保険やイーデザイン損保などもそれにあたります。ダイレクト型は人件費が割安な分保険料も安くなっているのです。
ポイントはできるだけ比較対象を増やし、それぞれの保険料と補償内容を比較することでしょう。そのために役立つのが一括見積もりサービスです。
まとめ
21歳~25歳の20代の自動車保険は割高な保険料になってしまうのがネックです。それでも年齢条件や運転者限定などを設定することで保険料を抑えられます。ポイントは21歳になった時点で年齢条件を変えることです。
ほかにも車両保険の免責額を増やしたり、エコノミー型にしたりすることで保険料を節約できます。もちろん補償を削りすぎてしまわないように、補償とのバランスを保つことも大切です。
最適な自動車保険を探すためにも、一括見積もりサービスを活用して、より割安で補償の充実した自動車保険を選ぶようにしてください。紹介したポイントを押さえつつ自動車保険を選ぶなら、最適で満足できる補償が得られることでしょう。