20代後半(26歳~29歳)になったら今すぐ自動車保険と契約を見直そう!
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26歳~29歳の20代後半の自動車保険は年齢条件が上がり、保険料率も割安になるので、自動車保険の保険料がお得に感じる時期でもあります。
ただし、安くなったとはいえ、親の保険料と見比べてみるとまだまだ高いと感じますし、他の保険会社と比べて得しているのか、補償内容は過不足ないかといった点も気になります。
保険料を節約できる代表的な方法は次のようなものになります。
保険料を引き下げる方法 |
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1.26歳~は年齢条件の変更 |
2.運転者を限定 |
3.車両保険(加入の有無、タイプ、免責金額)の調整 |
4.家族の等級を引継ぐ |
5.保険を代理店型からダイレクト型へ乗り替える |
詳しくは本文で解説しますが、最も手っ取り早く、効果的に節約できるのは、自動車保険会社を替えることです。
一度、各保険会社の補償内容と見積額が比較できる自動車保険一括見積もりで調べてみましょう。
一括見積もりなら保険内容の変更前後でどれほど保険料に差が出るのか試算することもできるのでおすすめです。
26歳~29歳の自動車保険の目安
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を見直す場合や新規契約をする場合、大体の目安を把握しておくことが必要です。
自動車保険はどれも同じではなく、損害保険会社ごとに保険料率や保険料が異なります。契約者数が多い損保だからといって保険料が安いわけではありません。
近年ダイレクト型と呼ばれる自動車保険が人気です。ダイレクト型とは代理店を持たずインターネットなどの通販方式で自動車保険を販売する方式を指します。ダイレクト型は人件費がかからない分、保険料を割安なものにすることができるのです。
これらのことを踏まえると、保険料の目安は代理店型、ダイレクト型によって違います。さらには新規契約、継続契約によっても割引等級の関係で保険料が異なるのです。具体的な目安をまずは知っておくようにしてください。
新規加入の場合
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を新規契約する場合、保険料は割高になります。その理由は、新規契約では最初に適用される割引等級が6等級(19%割引)からスタートするためです。次の7等級とは20%ほども割引率に差があります。
新規加入の場合、保険料重視にするか、補償重視にするかによって保険料が変わります。保険料重視の場合、必要最低限の補償にまとめることが必要です。場合によっては車両保険をエコノミー型にするかもしくは外すことも検討しなくてはいけません。
ちなみに新規加入の場合の目安は次のようになります。
- 26歳以上補償
- 6等級
- 対人対物無制限
- 人身傷害3000万円
- 車両保険(フィット200万円)
- 保険料11万円~8.5万円
エコノミー型車両保険になると保険料は10万円~7.5万円、車両保険を外すと8万円~6万円程度になるでしょう。
継続更新の場合
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を継続更新で契約する場合、保険料は新規契約と比較して割安になります。割引等級も上位に来ていることが十分考えられますので、その分も割安感に貢献してくれることでしょう。
仮に18歳で自動車保険を新規契約し、無事故で26歳まで継続した場合、割引等級は14等級前後にまで上がっていると思います。
14等級の割引率は50%ですからスタート時の6等級よりも年間で3割割安です。年齢条件を26歳以上補償にすることでさらに保険料が安くなります。
- 保険料の目安は26歳以上補償
- 10等級
- 対人対物無制限
- 人身傷害3000万円
- 車両保険(フィット200万円)で10万円~7万円
- エコノミー型で9万円~6.5万円程度
26歳以上の自動車保険の相場
26歳~29歳の20代後半の自動車保険について、新規契約と継続更新の場合の保険料の目安については前述のとおりですが、全体的な相場はどうなっているのでしょうか。すべての条件を均一化した場合のことについて考えてみると、意外な事実が分かります。
補償は対人対物を無制限に設定し、人身傷害や車両保険も付帯するようにします。26歳以上になると年齢条件を26歳以上補償に変更できるので、25歳の時と比較しても保険料は大幅に割安になるはずです。
そのため26歳を境に車両保険を新規付帯したりエコノミー型から一般型に変更したりする人が増加します。平均的な先ほどの条件をベースに考えてみると、割引等級8等級のケースでは次のようになります。
小型車 | 平均8万円 |
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普通車 | 平均10万円 |
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を安くする方法
26歳~29歳の20代後半の自動車保険の保険料を割安にしたいと思ったら、必要な補償を選び出し不必要な補償を削ることに加えて、年齢条件の変更をすることや車両保険の見直しなどが選択肢になるでしょう。
代理店型からダイレクト型へ変更する方法もあります。
ダイレクト型の場合、補償を自分で選ぶ必要があるので、保険料重視で考えるとしても必要な補償は必ず残しておくようにしてください。ここで失敗してしまうと後になって大変なことになるからです。
【ポイント1】26歳の誕生日を迎えたらすぐに条件変更
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を見直す際に、まず考えたいのが年齢条件の変更です。自動車保険はリスク細分型を採用していますので、事故率の低い年齢層ほど保険料が割安になっています。
26歳の誕生日を迎えるにあたり、まずできるのが年齢条件の変更です。代理店型を契約している場合、26歳の誕生日に補償を変更してもらうよう予約を入れておくなら、自分で手続きをする必要がなく、代理店がすべて手続きを行ってくれます。
ダイレクト型の場合は誕生日を迎えるにあたり、年齢条件変更手続きを電話で申し込むようにしてください。事前予約ができる場合は、誕生日を迎える日の保険満了時間に切り替えができるように連絡を入れておきましょう。
【ポイント2】運転者を限定する
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を見直す際、運転者の限定条件も同時に見直しておきましょう。補償対象になる車をだれが運転する可能性が有るのかを考えてください。もしあなた一人だけが運転する場合、夫婦・本人限定を設定するとよいでしょう。
家族限定にするだけでも保険料を節約できます。お子さんが26歳を迎え、別居している未婚の子であれば家族限定でも事足りることでしょう。補償対象が広がるほど保険料は高くなるので気を付けてください。
家族限定や夫婦限定を設定する場合、臨時で第三者が運転する場合の補償が心配になると思います。その場合はワンデイ自動車保険や、ワンコイン自動車保険などを運転する日に契約してもらうこともできるでしょう。
【ポイント3】車両保険が必要か見直す
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を見直す際、保険料をさらに安くできないかを検討する方も多いと思います。保険料は補償内容に比例しますから、補償が小さくなればその分だけ保険料も割安になります。
自動車保険の保険料で大きなウエイトを占めているのが車両保険です。車両保険を付帯するかしないかで保険料が数万円も変わってくるので驚かれる人が少なくありません。そこで車両保険の見直しができるかどうかを検討することをお勧めします。
車両保険は交通事故や自損事故の修理費用を補償してくれるので、経済的な出費を抑えるのに役立ちます。これを例えば補償範囲が限定されているエコノミー型にしたり、免責金額を増やしたりして保険料を調整できるかどうかを検討しましょう。
【ポイント4】車両保険をエコノミータイプに
26歳~29歳の20代後半の自動車保険の車両保険を見直す際に考えたいのがエコノミー型への変更が可能かどうかという点です。エコノミー型車両保険は補償範囲を限定したタイプのものを指します。基本的に相手がいる場合に限り保険金が支払われる形です。
相手がいない自損事故は補償対象になりませんが、道路走行時の飛び石や落書きは補償対象になります。相手がいる場合は補償金額までが補償対象になり、レンタカー費用特約などの特約も付帯対象です。
エコノミータイプに変更すると車両保険が1割程度削減できます。車庫入れの失敗などは補償にならないので、ある程度運転技術が向上し、自損事故リスクが小さい人なら変更の余地があるといえるかもしれません。
【ポイント5】車両保険に免責金額を設定
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を見直す場合、車両保険をスリム化させるという方法により保険料を節約できます。例えば車両保険に免責金額を設定する方法があります。免責金額というのは保険金が支払われない金額つまり自己負担金のことです。
免責金額を増やすことで保険料が割安になります。例えば免責0の場合と免責10万円の場合とでは年間車両保険の保険料が大きく変わるので、保険料の割安感が違ってくるはずです。
ただし、保険料が安くなるからと免責金額を多くした場合、自己負担金が増えてしまうので注意してください。
1回目の自己負担金を小さく設定し、2回目以降を増やすという方法で負担を軽減できます。具体的には1回目を5万円、2回目以降を10万円といった形に設定すればよいのです。
【ポイント6】セカンドカー割引の適用
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を割安にするためにほかにもできる方法があります。条件はすでに自動車保険に自分もしくは家族が加入していることと、割引等級が11等級以上であることです。
条件を満たしている保険契約があるなら、セカンドカー割引を検討してみましょう。
セカンドカー割引とはノンフリート契約で2台目以上の車を所有する際、自動車保険を割安な保険料で契約できるようにするための方法です。セカンドカー割引が適用されれば、2台目の自動車保険契約は6等級ではなく7等級からのスタートになります。
7等級からスタートすることによるメリットは割引率が高くなることです。1等級の差ですが、割引率が大きく変わるので年間保険料も大幅に割安になります。20代後半であれば、年齢条件や限定条件を加味するとさらに保険料が割安になるでしょう。
【ポイント7】家族の等級を引継ぐ
26歳~29歳の20代後半の自動車保険をより割安な保険料にするための別の方法は、家族の等級を引き継ぐことです。等級の引継ぎをすることのメリットは割引等級が高い場合、割引率がアップし、結果的に保険料が安くなることです。
等級引継ぎには一定の条件を満たす必要があります。条件さえ満たせば等級を引き継ぎ、保険料を安く抑えられるようになります。条件は次の通りです。
- 同居の親族からの引継ぎ
- 保険満期日から起算して7日以内に乗り換えること
等級引継ぎの条件を満たしているなら、保険証券、運転免許証、車検証を用意して引継ぎ手続きを依頼してください。
保険会社が異なる場合も引継ぎは可能です。条件を一つでも満たしていない場合、引継ぎは無効になるので注意してください。
【ポイント8】20代は車選び&料率クラスが重要
26歳~29歳の20代後半の自動車保険選びでは車選びが保険料を左右します。自動車保険は契約者の保険料負担が公平になるよう、交通事故を起こしやすいリスクに従って保険料を上げる料率クラス方式を採用しているのです。
料率クラスとは車ごとに事故率を算定し、保険料を算定する際に重要になる保険料率を定めることを指します。保険料率は車種によって異なるため、保険料が割安になる車を選択することで保険料を抑えることができます。
保険料が割高になるケースとしては、スポーツカーや高級車が該当します。事故率に加え、修理時の修理費が高くなる傾向があるため、保険料率を高く設定しているのです。逆にファミリーカー(小型車など)は保険料が割安になるよう料率設定されています。
26歳~29歳におすすめの自動車保険の契約内容
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を見直す場合、補償をどのように設定するべきかが重要です。自動車保険はいざというときに必要な補償を提供します。
補償を十分設定していなければ自己負担になってしまうので、さまざまなリスクに対応できる補償を組み立てるようにしてください。
補償を組み立てるのはある程度自己責任が伴います。代理店型自動車保険であれば、代理店担当者におすすめの補償を組み立ててもらえますが、ダイレクト型自動車保険では自分で補償を組み立てる分、補償が足りないということも起こりえます。
実際に起きた事例として、交通事故を起こさないと思い込んでいた人が車両保険を外してダイレクト型自動車保険を契約しました。
その後出合い頭の事故を起こしてしまい、買ったばかりの新車が全損、車両保険に入っていなかったため、全額自己負担になってしまったのです。
この事例では事故は絶対に起こさないという確実性のない自信が悲劇を招く結果になりました。ですから十分な補償を設定することをお勧めします。
お勧めの契約内容:
- 26歳以上補償
- 10等級
- 対人対物無制限補償
- 人身傷害補償3000万円
- 一般型車両保険
- 保険対象としてお勧めは小型車(ヴィッツ、フィット等)
20代におすすめの自動車保険はどこ?
26歳~29歳の20代後半の自動車保険を見直す場合、補償内容を適切なものにするだけでなく、自動車保険選びも重要です。自動車保険はどれも同じではなく、損害保険会社によって保険料や補償内容が異なります。
また販売方式による違いも保険料に影響を与えます。近年人気が高まっているのがダイレクト型自動車保険です。
これはアクサダイレクトやチューリッヒ保険、イーデザイン損保などの通販型自動車保険のことを指します。代理店報酬を支払わなくてよい分、保険料が安くなっています。
代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険を比較すると、ダイレクト型自動車保険のほうが保険料ははるかに割安ですが、補償の組み立てなどは自分でしなくてはいけません。そのことを踏まえてお勧めの自動車保険は次の通りです。
ダイレクト型 | イーデザイン損保 SBI損保 チューリッヒ保険 |
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代理店型 | あいおいニッセイ同和損保 東京海上日動 |
自動車保険の補償の削りすぎは注意
26歳~29歳の20代後半の自動車保険選びでは保険料がまだ高いため、保険料を安くするため補償を削ってしまう傾向が往々にしてみられます。
保険料が安いというのは家計にやさしいメリットがある反面、いざというときに補償が足りなくなる可能性があるものです。
例えばあるケースでは対人補償を1億円に設定しましたが、交通事故でそれを上回る賠償金の支払い判決が裁判所で出され、残りの数千万円の賠償金は自己負担という結果になってしまいました。
保険料は1カ月当たり数百円程度の違いしかないのに補償を削った結果です。このような残念な事態を起こさないためにも、補償を削りすぎることだけは避けたいものです。むしろ補償と保険料のバランスを考えましょう。
一括見積もりで自分に合った安い保険を選ぶ
26歳~29歳の20代後半の自動車保険選びを納得できるものにするためには、自動車保険を比較することをお勧めします。
複数の自動車保険を比較することで、どの自動車保険は補償が手厚いのか、保険料が安いのかということが分かるのです。
できるだけ比較対象を増やすことで、より正確な答えを導き出せるようになります。可能であれば最低でも5社、多い場合で10社程度比較するとよいでしょう。
そこで役立ってくれるの一括見積もりサービスです。
まとめ
26歳~29歳の20代後半の自動車保険選びで大切なのは、補償を充実させつつ、保険料が割安なものを選ぶことです。保険料を割安にするためには、年齢条件や運転者条件等割引条件を設定することが保険料の削減につながります。
保険料を安くしたいと思っても、補償を削りすぎてしまうのは危険です。そこで車種選びや等級の引継ぎなどのサービスを駆使し、割安な保険料での契約を目指していきましょう。ダイレクト型に変えるだけでもかなり節約できます。
最終的に自動車保険を決めるのに役立つのが一括見積もりサービスです。無料のこのサービスを活用しつつ、最適な補償を組み立てましょう。