50代の自動車保険はどこが安い?おすすめの保険ランキングTOP5を紹介
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50代の自動車保険は子供たちが成長し独立する家庭が多いことから、全体的に保険料が割安になる傾向がみられます。もしこれからお子さんが独立したり、結婚で自宅を離れたりする場合、できるだけ早めに自動車保険の見直しをしてみましょう。
- 保険内容の変更だけでなく、自動車保険会社の選び方も大事
本文で詳しく解説しますが、代理店型からダイレクト型の自動車保険に切り替えるだけでも、保険料はかなり節約できます。今の保険金額でより充実した保険プランにすることも可能です。
一度、各保険会社の補償内容と見積額が比較できる自動車保険一括見積もりで調べてみましょう。
一括見積もりなら保険内容の変更前後でどれほど保険料に差が出るのか試算することもできるのでおすすめです。
50代におすすめの安い自動車保険
50代の自動車保険を見直す際、どの損害保険が販売する自動車保険にしたらよいか迷ってしまうかもしれません。
まずは契約方法に2タイプあることを知っておきましょう。
- 代理店型:代理店を通して保険会社と契約
- ダイレクト型:ネット申し込みで保険会社と直接契約
自動車保険を見直す時、「とりあえずはダイレクト型に切り替えよう」というアドバイスをよく耳にしますが、ダイレクト型に不安を覚えるかたも多いかもしれません。
実際に契約してみるとわかりますが、代理店型と補償は変わりませんし、事故対応も代理店型に勝るとも劣らずといったサポートが提供されています。
保険料重視ということであれば間違いなくダイレクト型をお勧めしたいですし、せっかく自動車保険を見直したのであれば、一度1年間契約してみて、そのあと別の保険会社に再度乗り換えるということもできると思います。
このことを踏まえて50代におすすめの自動車保険は次のようになります。
- セゾン自動車火災のおとなの自動車保険
- イーデザイン損保(東京海上日動系列で安心)
- ソニー損保(ソニーが運営する損害保険)
- 三井ダイレクト(三井住友系列)
- チューリッヒ保険(保険料が割安かつサポートも充実)
50代の自動車保険(任意保険)の平均相場と目安
50代の自動車保険を見直す前に、今契約している自動車保険の保険料が相場とあっているかどうかをチェックすることが大切です。場合によっては払いすぎているということも少なくないからです。
50代は割引等級も最大の20等級まで達しているという方が多くみられます。お子さんが独立することで限定条件も夫婦限定、年齢条件も35歳以上補償に設定し、無駄な保険料をカットしていきましょう。これだけでも保険料をかなり抑えられます。
平均相場と目安は次の通りです。
軽自動車 | 車両保険あり5万円、車両保険なし3万円弱 |
---|---|
小型自動車 | 車両保険あり5万円強、車両保険なし3万円 |
普通車 | 車両保険あり7万円、車両保険なし3.5万円 |
あくまで目安ですが、参考にしてください。
50代の保険料が安い理由
50代の自動車保険は保険料がかなり割安になっている場合が多いです。割引等級も最上位の20等級前後まで達している人が多く、割引率は60%を優に超えてきます。これだけでも保険料はかなり安くなっていますが、ほかにも理由があります。
年齢条件や家族構成の変化による運転者限定条件も、これまでの年齢層と比較すると、割安なものになっている場合が多いです。例えば35歳以上補償、夫婦限定を設定することで、保険料はさらに安くなっています。
50代は運転技術が熟達し、安全運転をより心がける時期でもあります。ゴールドカード所有者が多くなるのもこの年代です。割引条件を複数適用することが可能なことから、自動車保険料は最も割安になっているのです。
50代で保険料が高くなってしまう原因はいくつかある
50代の自動車保険を見直す際に、保険料が高くなってしまうというケースがまれに生じます。保険料が高くなるケースとしてどのような理由が考えられるのでしょうか。
その一つが限定条件です。お子さんが同居している場合、家族限定に加えて、年齢条件がまだ35歳以上補償にできない場合もあります。
ほかの理由としては、お子さんが起こしてしまった事故により、事故有等級が強制適用となり、保険料が割高になってしまうケースもあります。これは避けようがない部分ではありますが、保険料負担の増大の理由になってしまうので注意が必要です。
また意外に多いのが代理店型自動車保険を契約しているケースです。代理店型は保険料負担が高くなります。ダイレクト型に見直していない場合、保険料が数万円高くなっていることがあるでしょう。
50代の自動車保険の見直しポイント
50代の自動車保険を見直す際には、補償内容をよりニーズに合ったものに調整することが大切です。相手に対する補償に加えて、運転者や同乗者に対する補償も充実させることが必要でしょう。
万一交通事故で不幸にも死亡したり、後遺障害になってしまったりした場合、相手方からの補償があるとはいえ、十分な補償が得られるとは限りません。
そのため人身傷害保険や搭乗者保険などの補償額も合わせて見直すようにし、補償重視で見直しを進めるようにしてください。
【ポイント1】子供の状況で条件の見直しを
50代になるとお子さんが家から独立するケースが増加します。結婚や社会人デビューなどの理由で自宅を離れ、新たな生活をスタートさせていくことでしょう。お子さんの独立とあわせて、できるだけ速やかに見直したいのが自動車保険です。
自動車保険を速やかに見直す必要があるのは、保険料を節約するためです。特約や補償内容によっては契約年度中の変更により、保険料が返還される場合もあります。
子供が独立した場合、例えば家族限定を夫婦限定に変更し、年齢条件を35歳以上に引き上げましょう。
これらの調整を加えるだけでも年間保険料を減額できるので、安くなったという実感が味わえると思います。保険料は返金、もしくは支払う保険料との相殺という形で還元されます。
【ポイント2】相手&自分の補償内容の見直し
50代の自動車保険を見直す場合、相手に対する補償と、自分に対する補償も見直します。相手に対する補償はどの年代であっても必ず無制限を選択してください。中には対人1億円などの補償を設定している人もいるのですが、これはリスクが大きすぎます。
交通事故はどのような状況で発生するかだれも予測ができません。万一事故を起こしてしまい、被害者の将来を奪ってしまった場合、1億円では足りないことが多いのです。50代であれば無制限に設定しても保険料はさほど変わりません。
自分や同乗者に対する補償額は手厚くしておきましょう。保険料の関係で人身傷害補償を3000万円に設定している人もいますが、できれば一段階引き上げて5000万円にしておくと安心です。
【ポイント3】特約の見直し
50代の自動車保険を見直す場合に考慮したいのが特約類です。特約類は外すこともできますし、新たに付加することも可能です。特約を見直す場合、できれば補償を手厚くする方向で考えていくとよいでしょう。
まず設定しておきたいのが弁護士費用特約です。弁護士費用特約は追突事故など示談交渉サービスが利用できない場合に弁護士に示談交渉を依頼する際の費用を補償する特約です。毎月の保険料は100円前後ですので、保険料負担は決して重くありません。
ほかにも車両保険に地震・津波・噴火補償特約を付帯しておくことをお勧めします。この特約を付帯しておけば、地震や津波で車両が被害を受けたとしても車両保険が支払われるからです。
【ポイント4】限定条件の見直し
50代の自動車保険を見直す場合、限定条件も合わせて見直しておきましょう。何度か述べましたが、お子さんの独立により、車を運転する家族が夫婦もしくはあなた一人だけという場合、限定条件をさらに狭めることで保険料を節約できます。
具体的には家族限定から夫婦限定もしくは本人限定に変更します。限定条件を変更することで保険料は10%以上割り引かれるため、年間の保険料負担が楽になるはずです。
お子さんが独立し、それぞれ自分の車を所有し、自宅の車を運転する機会がない場合には、この選択が最善でしょう。
仮にお子さんが時折自宅に帰ってきて車を運転することがある場合には、家族限定を設定したままにしておくか、あるいはその都度限定条件を変えてもらうとよいでしょう。
【ポイント5】使用目的や走行距離の見直し
50代の自動車保険を見直す際には、使用目的や走行距離も見直すようにしてください。以前ほど車に乗る機会が少なくなったといったケースでは、使用目的を日常・レジャー使用に変更しておくとよいでしょう。
年間走行距離を算定し、それに基づいて、割引を設定するという方法もあります。ソニー損保のように距離別の保険料設定を採用している自動車保険を契約している場合には、できるだけ正確に距離を算定しておくとよいでしょう。
50代におすすめの契約内容と特約
50代の自動車保険を見直す際に参考にしたいのが、契約内容の目安です。自分で自動車保険を見直す場合には、目安となる補償事例があると、見直しがよりしやすくなりますし、それに合致しているかどうかもチェックしやすくなると思います。
50代では前述のように、限定条件、補償条件、特約をチェックして、手厚い補償を設定することと、ニーズに合った限定条件に変更することが大切です。特約類は付帯しておいて損はないものを契約するとよいでしょう。
契約内容はあくまで目安なので、今の保険契約と比較してどの項目をさらに付け足せばよいかを考えるようにしてください。契約内容と特約の目安は以下になります。
- 50代 ゴールド免許 夫婦限定
- 対人無制限
- 対物無制限
- 人身傷害保険5000万円
- 車両保険:一般タイプ
特約
- 弁護士費用特約
- 車両全損時新価費用補償特約
- 地震・津波・噴火補償特約
- 個人賠償責任補償特約
子供への等級引き続きを検討
50代の自動車保険見直しでもう一つ考えたい方向性が、子供への等級の引継ぎです。お子さんが独立して一人暮らしを始めたり、結婚したりする場合、できればお子さんの将来のために何かしてあげたいと思うかもしれません。
親御さんの中にはお子さんが新たに車を取得するのに合わせて、今契約している自動車保険をお子さんに引継ぎ、自分は新たに契約しなおすという選択をする人も増えています。その理由は、等級を引き継ぐことでお子さんの保険料負担が軽くなるからです。
50代で新規契約を結ぶ場合、保険料は若いころと比べると比較にならないほど割安です。つまりお子さんにプレゼントとして等級を引き継がせ、自分も割安な保険を契約してウィンウィンの構図を作ることができるのです。
一括見積もりで自分に合った安い保険を選ぶ
50代の自動車保険選びをもっと簡単にしたいと思う場合、おすすめの方法は、複数の自動車保険の見積もりを一括でとれる一括見積もりの活用です。
複数の自動車保険の見積もりを取る場合、いくつもの代理店へ足を運ぶ必要があり、そのために東奔西走するのは時間や労力の無駄になってしまいます。
一括見積もりなら、自宅でインターネット環境さえあればいつでも申し込みができるのでとても簡単です。しかも一括見積もりサービスは無料で利用できます。
代理店では自社の保険商品を強く勧めるため、他の保険商品と比較するのは少し難しくなってしまいます。一括見積もりサービスならそのような心配がありません。
比較対象にできるのはダイレクト型、代理店型を問いません。しかも5社~10社程度の見積もりを同時にとれるので、どの保険が保険料が割安で、補償が充実しているかがすぐにわかるようになっています。
まとめ
50代の自動車保険見直しは、補償を重視する方法がおすすめです。50代になると自動車保険の保険料負担が軽くなるため、浮いた費用を補償に回すということが可能になります。
保険料重視という方になぜ補償を重視するように勧めるのか、その理由は万一の際の経済的な補償を確保するためです。ここまでで紹介した通り、どの補償を加えて、どこを削るのかをよく考えることが必要です。
必要な補償を組み立てておけば、いざというときに十分な補償が得られるだけでなく、家族の経済的な負担も軽減されます。
補償と合わせて考えたいのが一括見積もりサービスの利用です。自動車保険はどこも同じではないので、複数の自動車保険を比較することで、より自分のニーズに合った補償が組み立てられることでしょう。