自動車保険『エース損害保険(現:Chubb)』を評価【補償・対応・評判】
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損害保険業界は、少子高齢化社会を見据えて経営基盤の強化を図っています。エース損害保険で知られている自動車保険もその一つです。もともと外資系のエース損害保険は損保再編の流れに対応するため新たな経営戦略を練るようになりました。
(※現在は「Chubb損害保険株式会社」に社名が変更されていますが、ここではわかりやすい「エース損害保険」という言葉を使います。)
エース損害保険は代理店型の販売方法を採用しています。代理店型は日本の国内損保が得意とする販売方法で、日本の風土に合った販売方式です。
自動車保険は補償内容を分かりやすくまとめていることから、初めて加入を検討する人も契約しやすくなっているのはうれしい点です。国内損保に勝るとも劣らない補償内容は契約者を満足させてくれることでしょう。
- 日本の風土に合った販売方式
- 補償内容を分かりやすくまとめている
- 初めて加入を検討する人も契約しやすくなっている
- ロードサービス、特約面が非常に充実している
- Chubbと他の自動車保険を比較するなら一括見積もりがおすすめ
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自動車保険『エース損害保険(現:Chubb)』の総合評価
保険料の安さ | ★★★☆☆3点 |
---|---|
事故対応力 | ★★★★★5点 |
ロードサービス(サポート) | ★★★☆☆3点 |
総合評価 | ★★★☆☆3点 |
エース損害保険の自動車保険は日本国内で言えば中堅に当たります。それでも顧客サービスに力を入れているため、顧客の満足度は高くなっています。
もともと法人販売を得意とする損害保険会社ですから、法人で契約した経験がある方や、自営業の方から高い評価を得ています。経営安定性も高く評価されているため、保険金支払い面での不安を感じる心配はいりません。
補償内容も基本補償に加えて、ロードサービス、特約面が非常に充実しています。特約は自動で付帯できるものに加えて、基本補償をさらにワイドに補償する特約も付帯できるので、交通事故に起因する様々なリスクをしっかりカバーできます。
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『エース損害保険(現:Chubb)』の顧客満足度
エース損害保険を利用している人がどの程度保険に満足しているのかを知るのに役立つのが、顧客満足度調査です。残念ながらエース損害保険の自動車保険についての顧客満足度調査はデータが少なく、参考にできる情報は得られないのが実情です。
それでもエース自動車保険を利用している契約者たちの声を聴くと、代理店を通じて契約できることに満足しているという声が多くみられます。
代理店による販売方法は、自動車保険を検討している方にとって保険に詳しくなくても安心して契約できる方法として日本では定着しています。
代理店担当者の保険知識の豊富さ、交通事故時の迅速な対応など、顧客にとって安心できるサービスを提供しているというのは注目できることだと思います。
『エース損害保険(現:Chubb)』の自動車保険は”こんな方におすすめ”
エース損害保険の自動車保険を契約しているのはどのような人たちなのでしょうか。代理店型損保という性質上、保険の知識が少ない人が多く利用しています。
代理店型自動車保険の強みは顧客への的確な情報提供と、保険プランの提供です。保険に関する知識が豊富な担当者が説明を行うため、初めての人でも安心して契約できるようになっています。
このことを踏まえると、エース損害保険の自動車保険をお勧めできるのは、保険についての知識はそれほどあるとは言えないものの、ライフスタイルに合った満足できるプランを契約したいと考えている人です。
加えてエース損害保険は法人契約を得意としているため、会社を通じて団体契約ができる場合、割安な保険料で契約できます。福利厚生として団体契約プランを利用できる人にもおすすめの自動車保険です。
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『エース損害保険(現:Chubb)』ってどんな会社なの?
自動車保険を販売するエース損害保険は外資系損保に分類されます。エース損害保険の拠点はスイスにあります。エース損害保険は現在では名称を変更し、チャブ(CHUBB)損害保険という名称を採択しました。
エース損害保険の前身はやはり外資系であるシグナです。シグナはアメリカに拠点を置く損害保険会社ですが、日本での損害保険の販売不振から経営権をエース損害保険に譲渡しました。
スイスに拠点を置くエース損害保険は資本力と財力があり、日本での保険販売に力を入れる経営戦略を置いていたことから、買収に名乗りを上げる形になりました。
エース損害保険(チャブ)はスイスでは有名な損害保険会社で経営安定性、保険金支払力ともに高評価を得ている優良企業です。
『エース損害保険(現:Chubb)』の基本的なプランと補償内容
エース損害保険の自動車保険には、CHUBB-チャブ-という商品名がついています。この自動車保険には、家庭用SDAと一般用GUPの二種類があります。
法人契約を検討している場合は後者のGUPを契約します。個人や家族で契約する場合は、割引制度などが充実しているSDAを選択します。
自動車保険のプランは対人補償、対物補償、人身傷害補償、車両保険の4つから成り立っています。対人および対物補償は無制限です。車両保険には地震や津波、噴火による被害を補償する地震・噴火・津波危険「車両損害」補償特約が付帯できます。
ほかにもロードサービスが自動付帯されています。車両故障時や交通事故で自力走行ができなくなった場合のレッカー移動や落輪などのトラブルにも対応してくれます。特約類はいくつもの種類があります。
リスク細分型自動車保険とは?
エース損害保険の自動車保険はリスク細分型自動車保険を採用しています。リスク細分型自動車保険とは、自動車の使用用途、車種、運転者の年齢、事故歴の有無、免許証の色などの条件に従って割引が受けられる保険を指します。
現在損害保険会社各社が販売する自動車保険は、すべてリスク細分型自動車保険を採用しています。具体的な事例を挙げると、自動車の使用用途がレジャーや買い物などの場合、走行距離が短く、その分だけ事故率が軽減されます。
事故率が低いということは保険金支払いリスクが減少するため、その分だけ保険料を割り引けるようになります。逆に仕事などで運転時間が長くなる場合、事故率が上昇するため保険料も上がります。
『エース損害保険(現:Chubb)』限定の特約
エース損害保険の自動車保険は、基本補償だけではカバーできないリスクに対応した特約が設定できます。自動付帯されていない特約は契約時に保険料が加算されます。
そのためニーズに合わせた特約を選択し、いざというときに備えるようにしましょう。エース損害保険の自動車保険に付帯できる主な特約は次の通りです。
1.車両価額協定保険特約
エース損害保険の自動車保険に付帯できる特約の一つが車両価格協定保険特約です。この特約は、車両保険の保険金額を決める際に適用される特約で、無料で付帯できる特約です。
一般的に車両保険の保険金額は保険会社が算定した保険金額が適用されますが、契約者の中には金額に満足できないという人もいます。
車両価格協定保険特約は車両保険の保険金額を設定する際に、保険会社(代理店)と契約者の間で車両の市場価値を提示してその金額の範囲内で契約者が納得できる金額で契約できるようにします。
2.地震・噴火・津波「車両損害」補償特約
地震・噴火・津波「車両損害」補償特約とは地震や噴火、津波により車両が損害を受けた場合、あらかじめ定めた保険金額の範囲内で損害を補償する特約です。車両保険は自然災害による損害を補償するものの、地震や津波、噴火は補償対象外になっています。
東日本大震災をきっかけにこれまで補償されなかった地震や津波などによる被害も自動車保険で補償されるようになりました。
地震・噴火・津波「車両損害」補償特約を付帯するためには、車両保険とは別に特約を結ぶ必要があります。基本的に車両保険とは別の補償になりますが、補償をより分かりやすくするために、車両保険の特約という形をとっています。
その他の特約
エース損害保険の自動車保険には、すでに取り上げた特約以外にも複数の特約が用意されています。
全損時諸費用補償特約 | 車両が全損扱いになった場合、車両の入れ替えなどで発生する諸費用を補償する特約です。車両保険金額を超える部分が補償対象になります。 |
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個人賠償責任補償特約 | 日常生活で発生する賠償責任を補償する特約です。例えば買い物中に高価な置物を落下させ破損させてしまった、自転車を走行中に歩行者と接触しケガをさせてしまった、このような場合の賠償を補償します。 |
臨時代替自動車補償特約 | 車両の修理時に代車が必要になった場合、代車費用を補償する特約です。レンタカー費用なども補償されます。 |
『エース損害保険(現:Chubb)』の『事故対応』の評判は?
エース損害保険は、自動車保険に交通事故時の示談交渉サービスを設定しています。万一交通事故を起こしてしまった場合、被害者側との示談交渉が必要になります。
示談交渉をスムーズかつ確実に進めるため、熟練した担当者が示談交渉を代行してくれます。交通事故の被害に遭った場合も、過失割合が0以外の時に示談交渉サービスを利用できます。
交通事故発生後、事故対応の窓口に電話をかけると、オペレーターが初期対応に必要な措置を取ります。緊急車両の手配や病院の紹介についても案内をしてくれるので心強く感じることでしょう。
その後事故対応スタッフが交通事故後の示談交渉や補償などの手続きを行います。交通事故で自走できなくなった場合、レッカー車などの手配も行います。万全な事故対応サービスが受けられるので、外資系という不安は微塵も感じられません。
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『エース損害保険(現:Chubb)』の自動車保険に付帯されている『ロードサービス』
エース損害保険の自動車保険には、業界最高峰の充実したロードサービスが付帯されています。主な補償は次の通りです。
- レッカーサービス(50キロまで無料で搬送)
- 応急修理サービス(冷却水補充や部品類の交換費用、及び30分を超える作業は別途有料)
- バッテリー上がり時のジャンピング(保険契約年度につき1回まで)
- ガソリン補充サービス(10リットルまで無料。但し保険契約年度につき1回まで)
- 落輪時の引上げサービス
- キーとじ込み時の鍵開けサービス(セキュリティ装置装着車については別途有料)
- 帰宅費用補償(一人当たり最大20000円まで)
- 宿泊費補償(一人当たり最大10000円まで)
付帯されているロードサービスの詳細は自動車保険証書とともに送られてくるロードサービスについての利用方法を参照してください。
『エース損害保険(現:Chubb)』の保険料の割引制度
エース損害保険の自動車保険はリスク細分型です。リスク細分型とは、交通事故が起こる可能性の大小に従って、保険料を割引もしくは割増しする制度を指します。エース損害保険の自動車保険で利用できる割引制度は、具体的に以下の通りです。
ゴールド免許割引 | ゴールド免許所有者向けの割引制度。記名被保険者がゴールド免許所有者の場合、保険料が割引 |
---|---|
用途別割引制度 | 車の使用目的に従って保険料が変わる制度です。レジャーや日常生活で使用する場合、保険料が最も割安になります。 |
年齢別割引 | 30歳以上補償を選択することで保険料が割引 |
運転者限定割引 | 家族限定、夫婦限定割引を適用可能 |
他にも複数年度長期割引制度やセカンドカー割引などがあります。
『エース損害保険(現:Chubb)』に加入した方の口コミ&リアルな評判
エース損害保険を利用している方の口コミを見てみましょう。
『エース損害保険(現:Chubb)』の”良い口コミと評判”
「法人会を通じて加入しましたが、保険料が割安で補償もしっかりしているので信頼できると思います。団体割引が適用されるならおすすめの自動車保険です。団体割引の対象かどうかは会社の福利厚生担当などに聞いてみるといいと思います。」
「事故対応が思っていたよりも素早かったのが良かったです。交通事故を起こしてしまってとても不安だったのですが、担当者の方からの連絡も定期的にあって、処理がどのようになっているかもわかりやすく安心しました。」
「ロードサービスが充実していたので助かりました。旅行先でガス欠を起こしてしまったのですが、連絡を入れるとしばらくしてから作業者が来てガソリンを補充してくれました。おかげで旅行でいい思い出がたくさんできました。」
『エース損害保険(現:Chubb)』の”悪い口コミと評判(悪評)”
「交通事故を起こしてしまったときに、事故担当の方が決まるまでに時間がかかり、かなり焦りました。もっと早く担当者が決まってほしかったです。信用ならないな、と思いました。」
「保険料の割引制度は他の損保と比較すると少し少ないように思います。外資系だから仕方がないのかもしれないですが、他の自動車保険よりも優れた割引制度を出してほしいですね。」
「知名度が低いせいか、友だちにエース自動車保険に加入していると言っても知らないと言われてしまいました。もっとテレビでコマーシャルを流すなど認知度を上げてほしいですね。」
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『エース損害保険(現:Chubb)』に加入するなら”一括見積もり”で保険料を必ず比較しよう!
エース損害保険自動車保険に加入する場合、できれば補償内容をよく把握して、納得してから契約したいものです。保険についてある程度詳しい人なら良いかもしれませんが、あまり詳しくないとどうしたらよいのか分からなくなります。
代理店に聞いてみるのが一番早いですが、他の自動車保険と比較したい場合は複数の代理店をまわるなど手間も時間もかかります。そのような時におすすめなのが、複数の自動車保険の見積りが可能な一括見積サービスを利用することです。
一括見積サービスはネットから申し込みができ、今契約している自動車保険の保険証券があれば、後は必要事項を入力するだけで完了します。割安でしかもお得に契約できる賢い方法です。
様々な有名保険会社の見積もり結果を同時に比較し、検討することができます。それも時間はたった5分ほど。
以下が、実際に保険スクエアbang!を試した時の結果です。
- 【契約中だった保険料】約70,000円
- 【見積もりの最安値】アクサダイレクト27,620円
- 【見積もりの最高値】三井ダイレクト損保39,380円
最高値の見積もりであっても、契約中の保険料との差額はおよそ3万円。
これは決して稀なケースではありません。大多数の方が見積もりをすると、現在の保険料の高さに驚く結果となるでしょう。
見積もり額は現在の保険内容、希望条件をもとに算出されますが、保険会社によっては補償内容や特約などの変更を想定したより節約できる保険プランまでも教えてくれます。
- 一括見積もりサイトで入力するだけ
- すべて無料
- 入力は自動車保険証券の内容・氏名やメールアドレスなど
- たった5分ほどの入力
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- 結果はメール(ハガキ)のみで、電話のやり取り不要
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『保険スクエアbang!』は株式会社ウェブクルーという大手企業が運営していますし、『インズウェブ』のSBIホールディングス株式会社はソフトバンクグループの金融関連企業として設立されたものです。
安全に使える便利なサービスなので、使わなければ損!と断言できます。無駄な保険料を毎年支払い続ければ、その金額は数十万、数百万となっていきます。
普段忙しくてなかなかいくつもの自動車保険を比較する時間がない、そのような方でも一括見積を活用すれば、仕事の合間や、帰宅してから申し込みをすれば大丈夫です。後は送られてくる資料を比較して、自分に合った自動車保険を選ぶだけです。
エース損害保険に加入前には必ず一括見積もりで比較することをおすすめします。どこよりも安く、どこよりもお得な保険を調べて加入しましょう。
最後に当サイトがおすすめする自動車保険一括見積もりサイトをランキングで紹介しておきます。どれを使かえばいいか迷った方は参考にしてください。
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参加保険会社 | 保険スクエアBang! | インズウェブ |
---|---|---|
アクサ損害保険 | 〇 | 〇 |
イーデザイン損害保険 | 〇 | 〇 |
セコム損害保険 | 〇 | 〇 |
ソニー損害保険 | 〇 | 〇 |
チューリッヒ保険 | 〇 | 〇 |
三井ダイレクト損害保険 | 〇 | 〇 |
SBI損害保険 | 〇 | 〇 |
セゾン自動車火災保険 | 〇 | 〇 |
Chubb損害保険 | × | 〇 |
あいおいニッセイ同和損害保険 | 〇 | 〇 |
楽天損害保険 | 〇 | 〇 |
共栄火災海上保険 | 〇 | 〇 |
損保ジャパン日本興亜 | 〇 | 〇 |
東京海上日動火災保険 | 〇 | 〇 |
日新火災海上保険 | × | 〇 |
三井住友海上火災保険 | 〇 | 〇 |
AIG損害保険 | 〇 | 〇 |
全労済 | 〇 | × |
リロケーション・インターナショナル | × | 〇 |
シースタイル | × | 〇 |
福島銀行 | × | 〇 |
神奈川県民共済生活協同組合 | × | 〇 |
Life&Style | × | 〇 |
『保険スクエアbang!』と『保険の窓口インズウェブ』ではどちらも有名どころの保険会社が参加しています。
保険会社は信頼できる一括見積もりサイトでなければ提携しないため、『保険の窓口インズウェブ』と『保険の窓口インズウェブ』が安全な証明であると言えます。
当サイトではどちらの一括見積もりサイトも利用しましたが、見積額に大きな違いはありませんでした。ただ、日本初の比較サイトなので保険スクエアbang!の方が信頼感は上です。
どちらか迷っている方は、保険スクエアbang!を選択すれば間違いありません。
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まとめ
エース損害保険の自動車保険は日本の国内損保と比較すると、マイナーなイメージを持たれやすいですが、企業の経営体力や保険金準備高を見ると安定した経営をしていることがわかります。
補償内容も、基本補償に加えて、万一のリスクに対応できる特約を付帯するなど、かゆいところに手が届く自動車保険です。
保険料の割引制度は他の損保と比較すると、割引される条件が限られていますが、それでも基本的な割引制度はすべて採用されていますし、企業の団体割引制度を活用できるのもメリットが大きいです。
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