「車の修理が高額な場合は分割払いOK」分割払いNGの対処法はコレ!
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車の修理費用が思っていたよりも、高額になるケースは多いです。素人目では修理で対応できると考えていても、部品交換になることもあるためです。そうした時に気になるのが、修理費用の支払いでしょう。
数万円程度なら一括で支払うこともできますが、数十万円単位になってくると分割払いにして欲しい人も多いはずです。
そこで車の修理費用なのですが、そもそも分割払いはできるのでしょうか。この点にスポットをあてて検証してみました。
車の修理費用が高額な場合は分割払いも可能
車の修理費用は、分割払いが可能なのでしょうか。結論からお伝えしますと、原則としては一括払いとなっています。そのため修理店側と相談するのが一般的です。
車の修理を行う時は、見積もりをとって事前に料金の提示があります。この見積もりの時点で一括払いが無理な修理費用となっていたら、先ずは相談してみてください。
例えばその修理店がクレジットカード払いに対応していれば、分割払いができるでしょう。対応していない場合は別の方法をとる必要があります。
- 銀行などのフリーローンを利用する
- 車両保険を使って修理代金を捻出する
以上が主な方法となっています。
車の修理が分割払いできない場合の『2つの対処法』
原則として車の修理費用は分割払いになりません。ただし修理店がクレジットカード払いに対応していれば、実質的に分割払いが可能となります。それ以外では前段でお伝えしたように、以下の方法をとるしかありません。
ではそれぞれに確認していきます。
【対処法1】一般ローン
車の修理費用が一括で支払えない時は、分割払いの変形パターンとして金融機関の一般ローンを使う方法があります。一般ローンというよりは、フリーローンとした方が正確でしょう。特徴は以下の通りです。
- 銀行などの金融機関で提供している
- 使用目的が自由なので車の修理費用にも使える
- 金利は金融機関によって異なる
- 労金や信用金庫などを利用すれば比較的に低い金利になる
- 審査に通るまで時間がかかる
- 雇用形態や年収によっては融資が受けられない
以上がフリーローンの特徴です。仮に修理店がフリーローンで支払ってもいいというのなら、利用してもいいでしょう。ただし審査で通る通らないがあるため、確実に融資が受けられるわけではありません。
【対処法2】車両保険を利用する
車の修理費用が高額になった時に、分割払い対応ができないのなら、車両保険を利用するのも良いでしょう。ただし加入している保険の内容で補償されるかどうかが決まります。
- 一般型であれば自損事故でも修理費用を賄える
- エコノミータイプなら自損事故は対象外
つまり事故の内容によっては、車両保険に加入していても修理費用を賄うことができません。また車両保険を使った場合は、翌年以降の保険料が割増になります。
- 大雨や洪水などが理由の修理だと1等級ダウン
- 1等級ダウンだと1年間は、割増料金になる
- 事故などが理由の修理は3等級のダウン
- 3年間は割増料金がついてしまう
加入する保険の内容によっては、翌年以降割増になる分と修理費用が拮抗する場合もあるでしょう。
後回しにすればするほど車の修理費用が高くなる場合も…
車の修理といってもその内容は様々です。ただ後回しにしておくほど、費用が嵩んでしまうケースもあります。
などが代表的なものです。ではそれぞれに修理費用が高くなる理由についても考えてみましょう。
【1】車検
車にかかる費用で高額になりがちなのが車検です。軽自動車でも5万円~10万円程度はかかってしまいます。ただ車検は最初から次にくる時期が分かっているので、費用の準備もしておきやすいでしょう。ただ車検も費用が高額になる場合があります。
- 年式が古くなった車
- 走行距離が長い過走行車
などが代表的です。年式が古くなるほど車は故障するパーツが多くなりますし、車検時に引っかかる可能性が高くなります。特に過走行車の場合は、足回りなど重要な部分の交換が必要かもしれません。そうなると必然的に修理費用が高くつきます。
車検でも先に見積もりをとってからとなるので、修理代金によっては買い替えを検討するといいでしょう。その方が結果的に維持費なども安くなるかもしれません。
【2】エンジンなどの載せ替え
車にとって最重要なパーツが、エンジンやミッション部分です。車の心臓部分とも言えるものなので、修理費用も必然的に高額になってくると言えるでしょう。分割払いができない場合は、かなり厳しい金額となってきます。
- エンジンの載せ替えは最低でも10万円以上
- 場合によっては20万円以上かかるケースもある
- 無理に修理をする必要はない
エンジンやミッションは調子が悪いな、と思っていてもすぐに壊れることはありません。そのため騙し騙し乗っている人もいますが、後回しにすると載せ替える必要がでてきます。
一般的にはメーカー保証を使いますが、もし使えないのなら乗り換えを検討すべきです。
【3】板金修理
自損他損を問わずに事故を起こした時に、必要となる修理が板金です。一般的な修理であれば、数万円程度ですみます。ですがきっちりと修理するのなら、一気に修理費用が高くなるのです。何故なら高い技術力が必要だからです。
- 板金修理は小さなものなら数万円程度
- 放置していると錆びが出たり、腐食して修理費用が高くなる
- どの程度の修理をするかで費用が前後する
などが特徴的です。特に覚えておきたいのは放置していると、傷の部分から錆びが浮いたり、腐食したりする点でしょう。そうなると修理ではすまない可能性もあります。
つまりできるだけ早い内に修理するのがおすすめです。ただ事故の場合、板金修理は車両保険を使うのが一般的でしょう。
車両保険を使って修理後に保険料が高くなったら見直しを
車両保険に加入している場合、車の修理費用が高くなって分割払いができなかったとしても、保険で対応可能です。ただ一度は保険会社と相談をしておいてください。相談をすることのメリットは2つです。
- 保険料の割増と修理費用を比較してくれる
- 修理費用より保険料の割増が多いなどのアドバイスをくれる
以上の点があるため相談をしてください。それでも保険料の割増が気になるのなら、保険の見直しをするのも方法の1つです。特にオススメしたいのは、最初から保険料が割安なところに乗り換える方法でしょう。
特に最近だとダイレクト型の自動車保険は、保険料がかなり安く設定されています。割増の保険料にはなりますが、元の価格が安価なために全体的に保険料を下げられるでしょう。
自動車保険料の見直しなら『自動車保険一括見積り』がおすすめ
車の修理費用を分割払いできない時に、車両保険を使って支払いをするのは一般的な方法です。ですが翌年からの保険料が割増になるので、ダイレクト型保険などに乗り換えするのも方法の1つでしょう。そうした時に役立つのが、自動車保険一括見積もりです。
- 複数の保険会社に一括で見積もりの打診ができる
- 無料で利用できる
- 24時間365日対応
- 複数社から最も安い保険料の保険会社がわかる
- 慣れない人でも10分もあれば申込可能
などの特徴があります。自動車保険は一社ずつ見積もりをとっていると大変な労力と時間がかかります。その点、自動車保険一括見積もりを利用すれば、効率よく保険料が安いところが分かるでしょう。
まとめ
自動車の修理費用が高額になった場合に、分割払いはできるのかについての情報でした。原則として修理費用については、一括払いとなっています。
そのため分割払いは基本的にできません。ただクレジットカード払い対応だと、実質的に分割払い対応となるでしょう。
仮に修理店がクレジットカード対応でないのなら、車両保険を使って修理をするか、金融機関のフリーローンを使ってください。できるのなら車両保険を使った方がいいでしょう。ですが車両保険の対応外なら、フリーローンしか手段がありません。