「ガソリンスタンドでパンク修理はNG」3つの理由と費用&価格目安!
※当ページには一部広告が含まれています。
車の走行中にタイヤがパンクしたという経験がある人もいるでしょう。そんな時には近くにあるガソリンスタンドにパンク修理を依頼する人もいます。ですが、できることならガソリンスタンドでのパンク修理は避けたほうがいいです。
ここではつい利用しがちなガソリンスタンドでのパンク修理がNGな3つの理由を解説しています。またそれとともにパンク修理にかかる費用と所要時間、そしてパンク修理するにはどこがいいのか紹介しているので参考にしてみてください。
ガソリンスタンドでパンク修理をおすすめしない『3つの理由』
車のタイヤがパンクした場合、気軽に修理を依頼できるのがガソリンスタンドです。ですがガソリンスタンドでパンク修理するのはあまりおすすめできません。それは以下の3つの理由があるからです。
【理由1】車修理や整備のプロではない
ガソリンスタンドでは整備や点検、オイル交換など車に関するいろいろな対応をしてくれます。そのため車修理や整備のプロを思いがちです。ですが、ガソリンスタンドのスタッフはあくまでガソリンなどの燃料に関してのプロであって、車修理は整備のプロではありません。
もちろんガソリンスタンドによっては、整備の経験も豊富なプロが働いているところもありますが、基本的にプロが働いていることは少ないです。あくまで多少の研修を受けた、知識がある程度の能力と思ったほうがいいでしょう。
それがタイヤ交換やオイル交換程度であれば問題ないですが、パンク修理となると素人に毛が生えた程度の修理しかできないケースも多いです。そのためすぐにまたパンクしたり、パンク箇所が違っていたりすることもあります。
【理由2】余計なものを売ってくる
ガソリンスタンドでのパンク修理をおすすめしない理由の1つは、パンク修理の他にもいろいろと余計なものを売ってくることがあるからです。
パンク修理には1本あたり20分から30分ほどかかりますが、その間はガソリンスタンドの待合室などで待つことがほとんどです。その際にスタッフがオイルやバッテリーなどいろいろな部品の交換をすすめてくることが多いです。
車に関して素人の人は、スタッフに言われるとついお願いするケースが多いのです。もちろん悪いことではないのですが、まだ交換する時期でもないのに早めに交換してしまうこともあります。
例えば以下のようなものを売ってくることが多いです。
- エンジンオイル
- エレメント
- ワイパーゴム
- バッテリー
【理由3】安いわけではない
ガソリンスタンドのパンク修理費用は、前述のようにプロの修理とはいいがたいものがあります。もちろん、それでも安ければいいと思う人もいるでしょうが、ガソリンスタンドでのパンク修理の費用は決して安いわけではないのです。
とはいっても、法外な修理費用を請求してくるわけではなく、修理工場やタイヤ専門店などと同じくらいの費用です。裏を返せばプロの仕事ではないのに、同じ費用がかかるわけですからむしろ高いといえるかもしれません。
そして前述のように、ガソリンスタンドでパンク修理すると、余計なものまで買わされてしまうこともあるので、パンク修理以上にお金がかかってしまうこともあります。
修理がしっかりできていなければ、またパンクして再修理費用がかかってしまうこともあるでしょう。
ガソリンスタンドでのパンク修理はいくら?費用・価格の目安一覧
ガソリンスタンドでのパンク修理の費用はそれほど高くはありません。ただその中でもガソリンスタンドによって価格は若干異なります。
ガソリンスタンド会社はいろいろありますが、大手5社のパンク修理は以下の通りですので参考にしてみてください(すべて税抜き)。
ENEOS | 2,000円から2,500円 |
---|---|
出光 | 2,500円 |
昭和シェル | 1,500円から2,000円 |
コスモ石油 | 3,000円 |
JA-SS | 1,500円 |
このように大手ガソリンスタンドの価格は安いところでは1,500円で高くても3,000円までとなっています。若干、価格差はあるものの決して高い価格ではないでしょう。
ただ、これはあくまで平均価格を表記しただけなので、実際のガソリンスタンドとは異なる場合もあります。そのため、正確な価格を知りたい方は直接パンク修理を依頼するガソリンスタンドに問合せしてみましょう。
ガソリンスタンドでパンク修理にかかる所要時間
ガソリンスタンドでパンク修理をする場合には、パンク修理にかかる所要時間も気になるところでしょう。ガソリンスタンドでのパンク修理の所要時間は傷の程度によっても異なり、一般的には以下の通りになります。
応急処置的なパンク修理 | 20分から30分程度 |
---|---|
内面修理 | 30分から1時間程度 |
これは1本あたりの修理時間ですから、2本の場合は単純計算でその倍の時間がかかることになります。ただしこれはパンク修理自体の所要時間であり、必ずしも待ち時間がその時間というわけではありません。
ガソリンスタンドの規模にもよりますが、整備工場やタイヤ専門店などと違って修理するスタッフも施設も多くはありません。ですので、他の修理が入っていたりすると、待ち時間が増えてしまう可能性はあります。
ガソリンスタンド以外で修理してもらえる『3つのお店』
ガソリンスタンドは出先でもどこでもすぐに見つかるので、気軽に修理を依頼できますが、それ以外にも以下の3つのお店でパンク修理してもらえます。もし近くにあるのならそちらを選ぶのもいいでしょう。
【お店1】ディーラー
車検や修理などはその車を購入したディーラーに依頼する人も少なくないでしょう。そういった人はタイヤのパンク修理もディーラーでと考える人もいるのではないでしょうか。いつもディーラーを利用しているなら気軽に依頼できるのがメリットです。
ディーラーにパンク修理を依頼するメリットは、やはり安心感です。適切なパンク修理をしてくれますし、状態に応じて適切なアドバイスもしてもらえます。
そして人によってはディーラー保証を付けている人もいるでしょう。そういう人は保証の範囲内で修理できる場合もあるので、その場合には費用面も気にならないのです。
【お店2】カー用品店
タイヤや車のパーツ、アクセサリーなどを取り扱っているカー用品店も各地域にあるものです。そういったカー用品店でもタイヤのパンク修理は可能です。
ガソリンスタンドに比べて修理スペースも十分に確保しているところが多いですし、整備士もいますので安心して依頼できます。
そしてカー用品店でのパンク修理もガソリンスタンド同様、リーズナブルな価格で修理してもらえるのがメリットです。またパンクの状態によっては修理できずにタイヤを交換しなければいけないケースもあります。
そんな時でもタイヤも販売していますから問題なく交換できます。またパンク修理をしている時間も店内でいろいろなものを見れるので、時間つぶしもできるのも魅力です。
【お店3】タイヤ専門店
ガソリンスタンドのようにどこにでもあるわけではありませんが、タイヤ専門店でパンク修理してもらう方法があります。ガソリンスタンドは燃料に関するプロなら、タイヤ専門店はまさにタイヤに関するプロ集団です。
ですので、パンク修理に関しても安心して依頼できますし、適切なアドバイスもしてくれます。修理技術に関してもいろいろなケースにも対応しているプロですから、しっかりと修理してもらえるので修理後の耐久性も高くなるでしょう。
またタイヤ専門店はいろいろなタイヤを安く販売しているところが多いです。パンクの状況によっては修理ではなくタイヤを交換しなければいけない状況になることもあります。そんな時でも安く交換できるのも魅力でしょう。
自動車のパンク修理は”専門店がおすすめ”
自動車補パンク修理はガソリンスタンドの他いろいろなところで修理が可能です。同じパンク修理をするのだから、どこに依頼してもいいだろう、できるだけ安いところに依頼したほうがいいと思う人もいるはずです。
そのため、手軽に依頼できるガソリンスタンドに依頼する人もいるでしょう。ですが、自動車のパンク修理を依頼するならやはりプロの整備士のいる専門店がおすすめです。プロの整備士であれば、パンクの状態に合わせた適切な修理をしてくれます。
そして専門店だからと言って、費用が高いというわけではありません。もちろん比較する店舗にもよりますが、たいてい同じくらいの費用でパンク修理できます。
たかがパンク修理ですが、それによって安心して走行できるかどうかが変わってくるので、やはり専門店に依頼したほうが安心です。
まとめ
パンクはいつどこで発生するかわかりません。そして一概にパンクと言っても傷の状態はいろいろで、修理では直らないケースもあります。パンク修理はガソリンスタンドでもできるのですが、ここで解説したように必ずしも安心というわけではないのです。
たかがパンク修理と思うかもしれませんが、もし修理が悪く走行中にパンクしてしまうことがあれば、それが大事故につながることもあります。で
すので、安心して走行するためにもガソリンスタンドでなく信頼できる専門店に依頼したほうがいいでしょう。