【2024最新】日産『ノート』の保険料はいくら?《平均相場一覧》
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日産ノートは2018年の年間累計販売台数(軽自動車を除く)でトップに立つなど幅広い層から人気を得ている車種です。
個人の保険料というのは、その車種(型式)の車が日本中でどれくらい事故を起こしたかというデータを参考に算出されます。つまり、一年間に事故の多かった車種(型式)は保険料も高くなるという仕組みです。
そのため人気があって多くの人に乗られ、言い換えれば事故の起きやすい車種であるノートの保険料相場が気になる方もいらっしゃるはずです。
この記事では日産『ノート』の自動車保険料相場を年代別、車両保険の有無、保険会社別など様々な角度から紹介します。
さらには「充実した補償内容と節約した保険料」というバランスよい保険に加入する方法についても解説します。ぜひあなたにマッチした保険を見つける参考にしてください。
日産『ノート』自動車保険料相場一覧《最新版》
日産『ノート』の自動車保険料の相場をチェックしていきましょう。以下の内容が保険料を試算するための条件になります。
(条件設定)
運転者限定:本人限定 年齢制限:あり(年代に対応)
年間走行距離:5000キロ 免許の色:ブルー
対人賠償:無制限 対物賠償:無制限
車両保険:有or無
なお、等級については年齢によって変更をしています。年齢が増すごとに等級を上げています。
これはあくまでも概算です。個人の具体的な条件次第で、保険料は大きく変動します。必ず、見積もり試算を出すことをおすすめします。
【年齢別】20・30・40・50・60代のノートの保険料比較相場《見積もり結果》
年代 | 等級 | 車両保険あり | 車両保険なし |
---|---|---|---|
21歳~ | 9 | 150,000円 | 77,000円 |
26歳~ | 12 | 76,000円 | 39,000円 |
30歳~ | 15 | 64,000円 | 34,500円 |
40歳~ | 17 | 56,000円 | 27,000円 |
50歳~ | 20 | 49,000円 | 23,000円 |
60歳~ | 20 | 53,000円 | 26,000円 |
保険料は事故リスクが高いほど、料金も高くなります。事故リスクとは事故の起こりうる可能性のことですが、若い世代や高齢ドライバーは事故を起こしやすいと見なされ、保険料は高めに設定されます。
反対に40代後半から50代にかけて保険料は大幅に下がっていきます。20代30代などで「大幅な節約を実現したい」という方はまず「保険会社の見直し」から始めましょう。
保険の見直しをする時、多くの人が補償内容を変更することから始めますが、これだけで終わってしまうと損をしてしまいます。
あとで詳しく説明しますが、保険会社を乗り替えるだけでも2万、3万円、人によってはそれ以上に保険料を下げることも可能です。
【車両保険金額の有無別】ノートの保険料比較相場《見積もり結果》
年代 | 等級 | 車両保険あり | 車両保険なし |
---|---|---|---|
26歳~ | 12 | 76,000円 | 39,000円 |
補償内容によって保険料を抑えたい場合、第一に注目するのが車両保険だと思います。これを外すだけでも半額ほども安くなります。
ただし安さを追求し、万一の事故で役立たない保険であれば保険料を支払う意味がありませんので、慎重な判断は必要です。
車両保険を外すかどうかの目安として、新車購入からまだ3年以内の方は付帯しておくのがいいといえます。また、大きな修理費を自己負担できない家計事情の方も入っておいた方がいいでしょう。
ただ、お乗りのノートの経年が進んでいる場合、中古車で購入された場合、車両保険の補償額を一度チェックした方がいいでしょう。この補償額は車の時価相当額(今の価値)が落ちるとともに、低くなっていきます。
例えば毎月10万円もの保険料を支払って、車両保険の補償額が10万円程度であれば損していることになります。保険料と補償額のバランスが悪くなったら、車両保険は外しましょう。
『一般型』と『エコノミー型』車両保険タイプによる保険料比較
年代 | 等級 | 一般型をつけた保険料 | エコノミー型をつけた保険料 |
---|---|---|---|
26歳~ | 12 | 76,000円 | 52,000円 |
車両保険を外す外さないのほかに、一般型をエコノミー型にすることでも節約できます。
エコノミー型では「自損事故」「当て逃げ」「自転車との接触」などのケースでは補償されないので安くなります。ただ、これも本当に必要ないかどうかを吟味した方がいいでしょう。
車両保険の免責金額による差額
車両保険ではもう一つコストカットできる方法があり、それは車両保険の免責金額を高く設定するというものです。
免責金額というのは、車両保険を使うことになった場合の自己負担額です。例えば免責金額を10万円と設定していたとします。20万円の修理費が必要なとき、まずはこちらで10万支払い、残りの10万円は車両保険で補償してもらうという仕組みです。
契約書に「5-10万円」といった表記がありますが、この場合だと「1回目の事故なら5万円を自己負担、2回目以降の事故なら10万円の自己負担」ということを表しています。
以下は一般型の車両保険をつけた保険料を免責金額の設定で試算したものです。なお、免責金額をいっさい負担しない「0-0万円」での保険料を76,000円とします。
10-10万円 | 5-10万円 | 5(車対車免0)-10万円 | 0-10万円 |
---|---|---|---|
54,000円 | 60,000円 | 63,000円 | 70,000円 |
自己負担額を高く設定するほど、保険は安くできます。
免責金額は「5-10万円」で設定している人が最も多いそうですが、これは家計の事情などを考慮して決めるといいでしょう。
車両保険のまとめ
車両保険については、外す方法、エコノミー型にする方法、免責金額を高くする方法を3つを考えましょう。
ただ気をつけたいのは、現在加入中の保険会社の保険料が高ければ、どれだけ補償内容を調整したところで相変わらず保険料は高いままだということです。
例えば、節約のために免責金額を最も自己負担の大きい「10-10万円」にしたとします。この設定で保険会社ごとの保険料を比べると次のような感じになります。
A社保険料 | B社保険料 | C社保険料 |
---|---|---|
48,000円 | 54,000円 | 60,000円 |
もしC社に加入中で「10-10万円」を選んで7万円だった保険料を6万にしたとしても、相対的に見ればA社B社の方が安く、C社のままだと自己負担ばかりが大きい無駄な保険と言えるでしょう。
こういう例からも分かる通り、自動車保険会社の見積もりを比較することは重要です。
同じ補償プランでどれほど保険料が違うかを見比べるためにも「一括見積もりサービス」で試算することをおすすめします。
【自動車保険別】ノートの保険料相場!最安値はどこ?《見積もり結果》
ここではノートの自動車保険会社別の保険料を見ていきましょう。
(条件設定)
年齢:35歳 等級:15等級
運転者限定:本人限定 年齢制限:30歳以上
使用目的:日常・レジャー 年間走行距離:5000キロ 免許の色:ブルー
対人賠償:無制限 対物賠償:無制限
人身傷害:3,000万円 車両保険:一般型(5-10万円)
弁護士費用特約
保険会社名 | 保険料の概算 |
---|---|
イーデザイン損害保険 | 55,000円 |
ソニー損害保険 | 57,000円 |
アクサ損害保険(アクサダイレクト) | 59,500円 |
チューリッヒ保険 | 60,500円 |
SBI損害保険 | 62,000円 |
三井ダイレクト損害保険 | 62,500円 |
セゾン自動車火災保険 | 65,000円 |
これはあくまでも概算であり、個人ごとで最安値になる保険会社はまったく違います。そのため、必ず一括見積もりで比較してから契約するようにしましょう。
ここで挙げた保険会社名は最近よくテレビCMなどで見かけるもので、いわゆるダイレクト型保険と呼ばれるタイプです。ネットの申し込みでコストのかからない方式のため、保険料はかなり安く設定できるようになっています。
店舗での契約をする代理店型の保険ならざらに10万円以上かかるので、大幅なコストカットを考えている代理店型契約者の方は「ダイレクト型保険への切り替え」をおすすめします。
日産『ノート』の保険料をお得にするなら”一括見積もり”がおすすめ
自動車保険料の見直しをする際、必ず使ってほしいのが「一括見積もり」というサービスです。これは本当に便利で役立ちますから、おすすめです。
このサービスを使えば、最大20社の有名保険会社の見積もり結果を一括で知ることができます。
- どの保険会社もほぼ同条件で保険料を算出するため、純粋な比較検討が可能
- 今の保険プランとは違う見積もりを知りたい場合にも、好きに条件を設定することができる
それもスマホで簡単に入力でき、その時間も5分ほどです。5分後には現実的な保険料を比較できるので、かなり便利ですし、保険会社によってはさらにお得に節約できるプランまでも提示してくれます。
もちろん、スマホの入力だけなので電話などの面倒もありません。結果が送られてきてからも営業電話はいっさいかかってきません。
今の保険料よりも3万、4万円ほど安い見積もり結果が出た!ということもざらにある話です。自動車保険のプラン変更や節約を考えている人は絶対に満足すること間違いなしと保証できますよ!
日産『ノート』の自動車保険(任意保険)に必須の補償内容&特約一覧
自動車保険に必須の補償内容と特約を見ていきましょう。
ノートに必須の補償内容
加入すべき補償 | 内容 |
---|---|
対人賠償保険 | 他人を死傷させた場合の補償 |
対物賠償保険 | 他人の車やモノを壊した場合の補償 |
人身傷害保険 | 自分や同乗者が死傷した場合の補償 |
車両保険 | 契約車が事故で壊れた場合の修理代を補償 |
「対人」「「対物」は必ず付帯しておくべき補償で、「車両保険」については先述の通り、補償額があまりに落ちたときに外すことを考えるようにしましょう。
ぜひ契約書をチェックしてもらいたいのが、自分や同乗者が死傷した場合の補償である「人身傷害」です。実はこれと補償範囲がよく似た「搭乗者保険」というものが存在します。
今で「人身」「搭乗」を見比べてみましょう。
搭乗者傷害保険 | 人身傷害賠償保険 | |
---|---|---|
補償範囲 | 契約の車に搭乗していた全ての人が補償の対象 | 契約の車に搭乗していた全ての人が補償の対象 |
車外補償(歩行中・他の車に搭乗中) | × | 〇(※家族以外は契約の車に搭乗中のみ) |
保険金 | 契約時、症状などで設定された金額が支払われる | 実際の損害額が支払われる(通院費、休業損害、精神的損害、葬祭費用など) |
支払いタイミング | 通院入院の5日経過時点 | 治療終了後が多いが、示談交渉を待たずに支払われる |
金額の上限 | 症状や部位ごとに補償額が設定されている | 3,000万~1億円/無制限 |
補償範囲が重複していて、違うのは車の外や他の車での事故で補償されるかどうか、補償額の算出のされ方、支払いのタイミングなどです。
「搭乗者」は必ずしも付帯しておく必要がないと一般的に言われています。どちらも付帯しているのであれば、搭乗を外したプランで保険料を試算してみるといいでしょう。
ノートに必須の特約
加入すべき特約 | 内容 |
---|---|
ロードサービス | 車のトラブルを対応サポート |
個人賠償責任保険 | 日常の事故でこちらが加害者となった場合の補償 |
弁護士費用特約 | 弁護士費用の補償 |
特約の種類は様々なものがあり、保険会社によっても内容が違います。個人の必要なものを選び取っていくことが大切ですが、最低限つけておいた方がいい特約をここでは挙げておきました。
この3つのなかで「弁護士費用特約」の必要性についてだけ説明しておきます。弁護士費用特約とは弁護士費用を補償してくれるもので、これを使うケースは「事故のとき、こちらがまったく悪くない被害者になった場合」です。
法律上、自分側が過失割合ゼロの被害者になると、契約している保険会社が示談交渉を進めることはできない決まりとなっています。
つまり、相手側の保険会社と自分だけで示談交渉しなければなりません。相手は保険のプロですから、思い通りの結果にならない可能性も高いです。
そんな時に弁護士に依頼する必要が出てきますが、この時の補償としてこの特約が役立ちます。「弁護士費用特約」は自動車保険会社によっては自動付帯されているところも多いです。
自動車保険料に影響するノートの『車両料率クラス』
冒頭で事故の多い車種(型式)は保険料も高くなるという話に触れましたが、これが車両料率クラスというものです。
車両料率クラスとは「車の型式ごとの事故実績によって保険料が変わる」仕組みのことです。つまりどれだけ自分が無事故でも、日本中のノートがたくさん事故すれば、保険料が高くなってしまいます。
車両料率クラスの評価項目は「対人賠償」「対物賠償」「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」「車両保険」で、それぞれ1~17の17段階でわりふられます(参照:損害保険料率算出機構「2020年1月1日以降の型式別料率クラスの仕組み」)。
この数値が高くなればなるほど、保険料も割高になります。
損害保険料率算出機構で検索したところ、日産ノートの料率クラスは次のようなものになりました。なお、保険始期2020年1月1日~12月31日の料率クラスです。
ノートの型式 | 対人賠償責任保険 | 対物賠償責任保険 | 搭乗者傷害保険 | 車両保険 |
---|---|---|---|---|
E11 | 9 | 7 | 8 | 4 |
E12 | 7 | 7 | 6 | 5 |
HE12 | 8 | 9 | 7 | 11 |
NE11 | 5 | 7 | 1 | 5 |
NE12 | 7 | 6 | 3 | 6 |
SNE12 | 7 | 8 | 7 | 11 |
ZE11 | 8 | 6 | 7 | 5 |
全体的に見たとき、保険料は割安な傾向です。ただ、HE12やSNE12は車両保険の数値が少し高めなので、保険料も割高になる影響があるかもしれません。
この型式別料率クラスは1年に1回見直されているので、今年事故が多ければこの値も高くなってしまいます。
人気が高くて保有台数の多いノートですが、それによって事故が増えて保険料が高くなるというような傾向は今のところないと言えるでしょう。
日産『ノート』の2つの特徴&保険料との関係性
ここではノートの特徴と保険料の関係性という話をにしたいと思います。
この2つの特徴について見ていきましょう。
1.日産・ノートにはASV割引(自動ブレーキ)が適用される『一部非対象』
ASVとは「Advanced Safety Vehicle」のことで、先進安全自動車のことを意味します。自動ブレーキなど安全運転支援システムが装備された車はASV割引が適用されます。
ノートもこの割引に適用されますが、これは車の販売から3年間のみ受けられる割引になります。自分が購入し納車してから3年間ではないので、フルモデルチェンジなどした新しいモデルでないと適用されません。
2.日産・ノートの「e-POWER」はエコカー割引で保険料が安くなる
ノート「e-POWER」のは電気自動車で、エコカー割引の対象となります。
ただ、自動車保険会社によってはエコカー割引を実施していないところもありますので、事前にチェックしておいた方がいいでしょう。
気をつけないといけないのは、「保険の開始月が車の初年度登録から13カ月以内」などという条件があることです。会社によって「25カ月以内」と期間の長さも一様ではありません。
まとめ
今回は日産のノートの自動車保険料の相場を年代別や保険会社別などあらゆる観点から試算してみました。
ノートは売れ行き好調の人気車種で、その分、全国的な事故発生率も高まりそうだと予想される方もいらっしゃるでしょうが、車両料率クラスを見る限り、その心配は現在のところいらない結果が出ています。
他の車種と比べても、割安な保険料だと言えるかもしれません。ただ、20代30代のドライバーなどの場合、保険料が高いと感じやすいはずです。
これは年齢による影響が大きいので仕方がないともいえますが、だからこそ、節約でやれることとしてまずは自動車保険会社の乗り換えを考えましょう。これだけでも3万、4万円もコストをおさえることが可能です。