【愛犬&愛猫家は必見】交通事故から守る『ペット補償特約』は必要!
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自動車事故では運転手や同乗者だけでなく、一緒に乗せていたペットが怪我をしたり亡くなったりするケースもあります。
人間はシートベルトをしているでしょうから被害は小さく済むことがあっても、ペットだとゲージ等に入れておかないと大怪我になることも多いでしょう。
ペット補償特約は、そんな時の治療費や葬儀代を補償してくれる特約です。ただ、補償内容をよく確認しないと対象にならないケースもありますので、ペットを一緒に車の乗せることが多い方は内容をチェックしてみましょう。
愛犬&愛猫を不慮の交通事故から守る『ペット補償特約』
愛犬や愛猫を飼っている方は少なくありません。そしてその中には日常的にペットを車に乗せて出かけている方もいるでしょう。もしもペットを車に乗せている時に交通事故を起こしてしまったら、ペットも怪我をしたり亡くなってしまうこともあります。
ペットは飼い主からすれば家族同然に愛していることでしょう。そんなペットが亡くなってしまえば相当なショックでしょうし、怪我の治療費も非常に高額になってしまいます。そんな時に助かるのがペット補償特約です。
保険会社によって異なりますが、例えば以下のようなケースで補償を受けられます。
- 自動車搭乗中にペットが怪我をした際の治療費
- 自動車搭乗中にペットが亡くなった際の葬儀費用
- 被保険者が自動車事故で入院した際の、ペットを預けるペットホテルの利用料
【アクサダイレクト】ペットプラスの補償内容&保険料
アクサダイレクトのペット補償特約であるペットプラスは、自動車に同乗中にペットが怪我をしたり亡くなった際にその費用を補償してくれる特約です。ペットプラスは日常生活賠償責任保険特約がセットになっているのが特徴です。
そのため、自動車事故に関係なくペットが他人を噛んで怪我をさせたり、他人のモノを破損させた場合など損害賠償責任を負った時にも賠償保険金を補償してくれます。ペットプラスの補償内容は以下の通りです。
年間保険料 | 1,000円前後 |
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治療費用+葬儀費用 | 上限10万円 |
賠償保険金 | 上限3,000万円 |
アクサダイレクトのペットプラスは搭乗者傷害保険の契約に付帯できる特約なので、契約していない時は付けることができないので注意してください。
【共栄火災】くるまるペットくんの補償内容&保険料
共栄火災のペット補償特約であるくるまるペットくんは、ペットが車に同乗中の事故で怪我をした時に治療費や亡くなった際の葬儀費用を補償してくれる特約です。くるまるペットくんの補償内容は以下の通りです。
年間保険料 | 800円 |
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治療費用 | 上限5万円 |
葬儀費用 | 上限10万円 |
臨時費用 | 上限3万円 |
入院時ペット諸費用 | 上限10万円 |
共栄火災のくるまるペットくんは、治療費や葬儀費用だけでなくペットが亡くなった際の墓石代や墓地代などの臨時費用としても別途保険金が支払われます。
また飼い主が事故で怪我をして入院し、ペットのお世話を業者に委託した場合にもその諸費用も対象となります。ただしいずれの場合も、飼い主がその事故により人身傷害保険金の支払い対象になった場合に限ります。
ペットの対象となるのは「犬&猫」
ペット補償特約と聞くと、どのようなペットが怪我や亡くなった時にも保険金が支払われると思われがちです。今はペットといってもさまざまで、犬や猫の他にウサギやハムスター、フェレット、小鳥などいろいろです。
どのようなペットであろうと、飼い主にとってみれば大切な家族であることには違いありません。怪我をすれば治療しますし、亡くなれば葬儀をしたいと思う事でしょう。ですが、自動車保険のペット補償特約の対象となるペットは犬と猫に限定されています。
そのため、犬と猫以外のペットを飼っていて、ペット補償特約に加入していても保険金が支給されることはありません。
ペット補償特約の保険金が支払われないパターン
ペット補償特約に加入していたとしても、対象外となってしまうケースがあります。主なケースとしては以下の通りです。
- ペットを運転手の膝に乗せて運転していた
- ペットを乗せたことでバックミラーやサイドミラーが見えない
- 怪我をしても動物病院で治療していない
- 亡くなっても葬儀をしない
- 事故の日から30日を超えてからの治療費や葬儀費用
- 販売を目的として飼っているペット
よく見かけるのが、犬や猫を膝の上に乗せていたり、助手席に乗せて窓を開けてそこから犬や猫が顔を出しているケースです。このようなケースでは安全な運転が妨げられるため保険金が支払われません。
それどころか乗車積載方法違反として交通違反で反則金を支払わなければいけない場合もあるので注意しましょう。
まとめ
ペット補償特約はペットを飼っている人ではなく、ペットを飼っていて頻繁に車の乗せて移動する方向けの特約です。犬や猫を飼っているが、普段は車に乗せることがないという方は付ける必要がない補償です。
ただアクサダイレクトのように損害賠償責任保険もプラスされている特約や、共栄火災のように事故が原因でペットホテルに預けた場合の補償がある特約もあります。
よく内容を確認して、自分のライフスタイルとともに加入すべきか考えてみましょう。