【2024最新】ホンダ『ステップワゴン』の保険料はいくら?《平均相場一覧》
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ホンダのステップワゴンは1996年から販売され、今なお人気の高いミニバンです。2017年のマイナーチェンジではハイブリットモデルが登場されたほか、安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されて安全性能も向上されています。
ファミリー層やアウトドアの好きな方のニーズが高いステップワゴンなので、万が一の事故に備えて自動車保険にはこだわっておきたいと思う方も多いかもしれません。そんな時に頭を悩ますのが保険料。
この記事ではホンダ『ステップワゴン』の自動車保険料相場を年代別、車両保険の有無、保険会社別など様々な角度から紹介します。
さらには「充実した補償内容と節約した保険料」というバランスよい保険に加入する方法についても解説します。ぜひあなたにマッチした保険を見つける参考にしてください。
ホンダ『ステップワゴン』自動車保険料相場一覧《最新版》
ホンダ『ステップワゴン』の自動車保険料の相場をチェックしていきましょう。以下の内容が保険料を試算するための条件になります。
(条件設定)
運転者限定:本人限定 年齢制限:あり(年代に対応)
年間走行距離:5000キロ 免許の色:ブルー
対人賠償:無制限 対物賠償:無制限
車両保険:有or無
なお、等級については年齢によって変更をしています。年齢が増すごとに等級を上げています。
これはあくまでも概算です。個人の具体的な条件次第で、保険料は大きく変動します。必ず、見積もり試算を出すことをおすすめします。
【年齢別】20・30・40・50・60代のステップワゴンの保険料比較相場《見積もり結果》
年代 | 等級 | 車両保険あり | 車両保険なし |
---|---|---|---|
21歳~ | 9 | 160,000円 | 72,000円 |
26歳~ | 12 | 82,000円 | 35,000円 |
30歳~ | 15 | 67,000円 | 30,500円 |
40歳~ | 17 | 56,000円 | 22,000円 |
50歳~ | 20 | 27,000円 | 18,000円 |
60歳~ | 20 | 32,000円 | 25,000円 |
20代30代のファミリー層を中心として人気の高いステップワゴンですが、若い年齢層の保険料相場は決して安くはありません。
保険料を算出する際、ステップワゴンという車種自体も関係していますが、年齢という点も重要視されています。若い世代や60代以上の高齢ドライバーは事故のリスクが高いと見なされ、保険料が割高になってしまうのです。
保険料を安くしたい場合、まず行うべきは「保険会社の乗り替え」です。多くの人は現在の保険プランを調整することから始めますが、これではなかなか節約の実感がしにくいです。
あとで詳細を説明しますが、保険会社を乗り替えるだけでも2万、3万円、人によってはそれ以上に保険料を下げることも可能です。
【車両保険金額の有無別】ステップワゴンの保険料比較相場《見積もり結果》
年代 | 等級 | 車両保険あり | 車両保険なし |
---|---|---|---|
26歳~ | 12 | 82,000円 | 35,000円 |
保険料を抑える効果的な方法の一つに、車両保険を外すというやり方があります。別の言い方をすれば車両保険が保険料を高くしていると言えます。車両保険は、ご自身の車の修理などに対する補償です。この試算では47,000円の差額です。
ただし、安くなるからといって簡単に外してもいいのか?と悩んでしまいます。まず、外さない方がいい方、むしろ車両保険を付帯しておいた方がいいのは新車購入から3年以内の方です。
この時期には車のローンなど出費もかさんでいますし、破損をきっかけに廃車や新車への乗り換えをすることもありませんから、万が一の事故に備えておいた方がいいでしょう。
車両保険を外した方がいい方は「車両保険の補償額が充実していないと判断できた時」です。補償額は車の時価相当額によって決められますので、愛車を長く乗り続けるうち車両保険の補償が減っていきます。
極端な例ですが、年間10万円の保険料を支払っているのに、車両保険の補償額が5万円ほどであれば車両保険を付帯しておく意味がありません。車両保険の補償と保険料とのバランスを考えて外すかどうかを考えるのがいいでしょう。
『一般型』と『エコノミー型』車両保険タイプによる保険料比較
車両保険を付帯する方でも、そのプラン変更によって保険料を安くすることは可能です。
車両保険には一般型とエコノミー型という2タイプがあるので、どちらを選ぶかだけでも保険料は大きく違ってきます。
年代 | 等級 | 一般型をつけた保険料 | エコノミー型をつけた保険料 |
---|---|---|---|
26歳~ | 12 | 82,000円 | 56,000円 |
エコノミー型が安くなる理由は、補償範囲が狭くなるからです。例えば「自損事故」「当て逃げ」「自転車との接触」などのケースの事故では補償されません。
車両保険の免責金額による差額
免責金額とは事故で修理することになった時、どれだけの自己負担するかという額です。
例えば免責を10万円と設定したとします。修理費15万円だった場合、まずはこちらで10万円を自己負担しなくてはなりません。そして残りの5万円を車両保険で補償してもらうという仕組みです。
契約書に「5-10万円」といった表記がありますが、この場合だと「1回目の事故なら5万円を自己負担、2回目以降の事故なら10万円の自己負担」ということを表しています。
以下は一般型の車両保険をつけた保険料を免責金額の設定で試算したものです。なお、免責金額をいっさい負担しない「0-0万円」での保険料を82,000円とします。
10-10万円 | 5-10万円 | 5(車対車免0)-10万円 | 0-10万円 |
---|---|---|---|
49,000円 | 60,000円 | 63,000円 | 72,000円 |
免責金額を変更するだけでも、保険料を調整できます。免責金額をどの設定にするか悩みどころですが「5-10万円」で設定している人が最も多いそうです。
ただ、そもそもの話ですが、自己負担の大きな「10-10万円」という免責金額の設定をしたとしても、例えば保険会社によって以下のような差があります。
A社保険料 | B社保険料 | C社保険料 |
---|---|---|
49,000円 | 55,000円 | 70,000円 |
もしC社で「10-10万円」を選んで9万円だった保険料が7万円になったとしても、相対的に見れば、自己負担ばかりが大きくて保険料全体は安いとは言えません。
こういう例からも分かる通り、自動車保険会社の見積もりを比較することは重要です。
同じ補償プランでどれほど保険料が違うかを見比べるためにも「一括見積もりサービス」で試算することをおすすめします。
【自動車保険別】ステップワゴンの保険料相場!最安値はどこ?《見積もり結果》
ここではステップワゴンの自動車保険会社別の保険料を見ていきましょう。
(条件設定)
年齢:35歳 等級:15等級
運転者限定:本人限定 年齢制限:30歳以上
使用目的:日常・レジャー 年間走行距離:5000キロ 免許の色:ブルー
対人賠償:無制限 対物賠償:無制限
人身傷害:3,000万円 車両保険:一般型(5-10万円)
弁護士費用特約
保険会社名 | 保険料の概算 |
---|---|
ソニー損害保険 | 54,000円 |
アクサ損害保険(アクサダイレクト) | 58,000円 |
チューリッヒ保険 | 59,500円 |
SBI損害保険 | 63,500円 |
三井ダイレクト損害保険 | 67,000円 |
セゾン自動車火災保険 | 69,000円 |
イーデザイン損害保険 | 70,000円 |
念のために言い添えておきますが、個人により最安値になる保険会社は異なります。そのため、必ず一括見積もりで一番安い保険会社を調べてから、契約するようにしましょう。
ここで挙げた保険会社はいわゆるダイレクト型と呼ばれるものです。ダイレクト型はネットの申し込みでコストのかからない方式のため、安い保険料が実現できます。
通常の代理店型なら10万円以上の保険料になる保険会社もざらにあるので、保険料を見直したい方はまず「ダイレクト型保険への切り替え」から始めましょう。
ホンダ『ステップワゴン』の保険料を安くするなら”一括見積もり”がおすすめ
自動車保険料の見直しをする際、必ず使ってほしいのが「一括見積もり」というサービスです。これは本当に便利で役立ちますから、おすすめです。
このサービスを使えば、最大20社の有名保険会社の見積もり結果を一括で知ることができます。
- どの保険会社もほぼ同条件で保険料を算出するため、純粋な比較検討が可能
- 今の保険プランとは違う見積もりを知りたい場合にも、好きに条件を設定することができる
それもスマホで簡単に入力でき、その時間も5分ほどです。5分後には現実的な保険料を比較できるので、かなり便利ですし、保険会社によってはさらにお得に節約できるプランまでも提示してくれます。
もちろん、スマホの入力だけなので電話などの面倒もありません。結果が送られてきてからも営業電話はいっさいかかってきません。
今の保険料よりも3万、4万円ほど安い見積もり結果が出た!ということもざらにある話です。自動車保険のプラン変更や節約を考えている人は絶対に満足すること間違いなしと保証できますよ!
ホンダ『ステップワゴン』の自動車保険(任意保険)に必須の補償内容&特約一覧
自動車保険の見直しの際、補償内容や特約の変更についても悩みやすいです。
そこでステップワゴンで必須の補償内容や特約、補償内容の付帯率などを今から見てみましょう。
ステップワゴンに必須の補償内容は『家族向けのもの』を選ぶこと
加入すべき補償 | 内容 |
---|---|
対人賠償保険 | 他人を死傷させた場合の補償 |
対物賠償保険 | 他人の車やモノを壊した場合の補償 |
人身傷害保険 | 自分や同乗者が死傷した場合の補償 |
車両保険 | 契約車が事故で壊れた場合の修理代を補償 |
ステップワゴンはファミリー層が多いため、お子様や知人家族らを乗せることも少なくないでしょう。そういう状況を考えると、特に「人身傷害」は漏れなく付帯しておいた方がいいでしょう。
この人身傷害保険についてですが、同じような補償範囲である「搭乗者保険」というのがあります。
搭乗者傷害保険 | 人身傷害賠償保険 | |
---|---|---|
補償範囲 | 契約の車に搭乗していた全ての人が補償の対象 | 契約の車に搭乗していた全ての人が補償の対象 |
車外補償(歩行中・他の車に搭乗中) | × | 〇(※家族以外は契約の車に搭乗中のみ) |
保険金 | 契約時、症状などで設定された金額が支払われる | 実際の損害額が支払われる(通院費、休業損害、精神的損害、葬祭費用など) |
支払いタイミング | 通院入院の5日経過時点 | 治療終了後が多いが、示談交渉を待たずに支払われる |
金額の上限 | 症状や部位ごとに補償額が設定されている | 3,000万~1億円/無制限 |
この2つはどちらも死傷した場合の補償になりますが、「搭乗者傷害保険」については「歩行中」「他の車の搭乗中」の死傷については補償されません。
搭乗者傷害保険は必ずしも「必須ではない」ので、2つとも付帯している方は片方を抜いた見積もりを試算してみるといいです。
ステップワゴンに必須の特約は『3種類』
加入すべき特約 | 内容 |
---|---|
ロードサービス | 車のトラブルを対応サポート |
個人賠償責任保険 | 日常の事故でこちらが加害者となった場合の補償 |
弁護士費用特約 | 弁護士費用の補償 |
この3つのなかでは必要性を感じにくいのが、弁護士費用特約かもしれません。
法律上、自分側が過失割合ゼロの被害者となった場合、契約している保険会社が示談交渉を進めることはできない決まりとなっています。
そうなれば自分だけで相手の保険会社などと交渉しなければなりません。この時、交渉を有利に進めるために弁護士に依頼する必要が出てきます。
この時に「弁護士費用特約」が補償してくれます。自動車保険会社によっては自動付帯されているところも多いです。
自動車保険料に影響するステップワゴンの『車両料率クラス』
車両料率クラスとは「車の型式ごとの事故実績によって保険料が変わる」仕組みのことです。つまり日本中のステップワゴンの事故のデータが、個人の保険料に影響を与えることになります。
車両料率クラスの評価項目は「対人賠償」「対物賠償」「傷害(人身傷害・搭乗者傷害)」「車両保険」で、それぞれ1~17の17段階でわりふられます(参照:損害保険料率算出機構「2020年1月1日以降の型式別料率クラスの仕組み」)。
この数値が高くなればなるほど、保険料も割高になります。
損害保険料率算出機構で検索したところ、日産ノートの料率クラスは次のようなものになりました。
日産ノート 型式:E12
(補償内容と料率クラス)
対人:9 対物:7 搭乗者:8 車両:4
17クラスのうち8~9はちょうど真ん中あたりと捉えておいていいでしょう。ノートの保険料は車両保険が4など比較的割安になります。
ではステップワゴンを見てみましょう。なお、保険始期2020年1月1日~12月31日の料率クラスです。
ステップワゴンの型式 | 対人賠償責任保険 | 対物賠償責任保険 | 搭乗者傷害保険 | 車両保険 |
---|---|---|---|---|
RF1 | 9 | 8 | 9 | 3 |
RF2 | 5 | 7 | 4 | 2 |
RF3 | 10 | 9 | 11 | 6 |
RF4 | 6 | 7 | 4 | 5 |
RG1 | 9 | 8 | 9 | 6 |
RG2 | 5 | 7 | 4 | 6 |
RK1 | 7 | 7 | 7 | 7 |
RK2 | 1 | 7 | 7 | 7 |
RK3 | 7 | 7 | 7 | 7 |
RK4 | 7 | 6 | 7 | 7 |
RK5 | 7 | 7 | 8 | 7 |
RK6 | 1 | 6 | 6 | 7 |
RK7 | 7 | 9 | 7 | 9 |
RP1 | 5 | 7 | 6 | 7 |
RP2 | 5 | 6 | 6 | 7 |
この型式別料率クラスは1年に1回見直されています。型式によってばらつきはありますが、車両保険は平均的、その他の項目は高めの印象です。
ホンダ『ステップワゴン』自動車保険の補償&特約の付帯率
補償内容 | 付帯率 |
---|---|
対人賠償保険 | 無制限:99.4% 5,000万円:0.5% 1億円:0.1% |
対物賠償保険 | 無制限:93% 1,000万円:5% 3,000万円:1.6% 5,000万円:0.4% |
人身傷害保険 | 3,000万円:49% 5,000万円:23% 無制限:18% なし:6% 1億円:3% 8,000万円:1% |
車両保険 | 一般型:65% なし:21% エコノミー型:14% |
搭乗者傷害保険 | 1,000万円:59% 2,000万円:25% なし:9% 500万円:7% |
家族限定特約 | 夫婦限定特約:39% なし:37% 家族限定特約:15% 本人限定特約:9% |
対人や対物は基本的に「無制限」にしておくのがいいでしょう。これを5,000万円にしても節約にはつながりませんし、万が一の備えとして補償の上限を設けない方がいいです。
車両保険については一般型が65%の方が付帯されています。これは車両保険の補償額と保険料のバランスが悪くなった時に外しましょう。
人身傷害については「3,000万円」が49%、ついで「5,000万円」が23%という結果になっています。
補償内容の調整で保険料は安くなりますが、大幅な節約にはつながらないので、無駄な保険料の支払いをなくすためにも、一度、保険会社の乗り換えを考えてみてはどうでしょうか。
まとめ
今回はホンダのステップワゴンの自動車保険料の相場を様々な観点から算出してみました。車両料率クラスが少し高めですので、同じタイプのライバル車と比べるとわずかに保険料の相場も高い傾向にあります。
ただ、保険料を安くするために車両保険を外すなど補償を調整すると、いざという時の補償が弱くなってしまいます。
今の充実した補償プランで、より安い保険料にするためには保険会社を替えるのが最も効果的です。まずは今支払っている保険料と、他の保険会社の見積もりを比較することからスタートしましょう。