レンタカー&カーシェアリングでも入れる1日自動車保険は存在しない!
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複数の自動車保険が開発されていますが、その中でも1日自動車保険には加入のための条件が存在します。
条件を満たしていれば法人であっても加入できるかもしれませんが、自動車がレンタカーである場合は注意する必要があります。
自動車がレンタカーまたはカーシェアリングである場合、残念ながら加入することができないのです。加入できない理由などについて以下にまとめて紹介しますので、まずは加入前の参考にしてみてはいかがでしょうか。
レンタカーやカーシェアリングは1日自動車保険に入れない
自分で所有している自動車ではなく、レンタカーやカーシェアリングの場合を考えてみましょう。レンタカーやカーシェアリングは保険会社の約款により利用登録ができない場合もあり、そもそも対象は自家用車に限られます。
自動車保険の自家用車とは、以下のような車を言います。
- 普通乗用車
- 小型乗用車
- 軽四輪乗用車
大型車や原動機付自転車を含むバイクは、1日自動車保険の対象とはならないのです。ただしレンタカーやカーシェアリングはほとんどの自動車保険でカバーされており、独自の補償サービスが利用できる場合もあるでしょう。
補償される内容については、保険会社ごとに異なる場合もあります。レンタカーやカーシェアリングについては、無理に1日自動車保険を検討する必要はないかもしれません。
レンタカーやカーシェアリングは専用の保険を用意
自動車がレンタカーやカーシェアリングであれば、専用の保険に加入することをおすすめします。たとえばレンタカーはレンタルを行う業者のビジネスであるため、リスクを抑えるために加入がレンタルの条件となる場合もあります。
レンタル業者の方から契約者に対して、おすすめの自動車保険を案内することもあるかもしれません。専用の保険の内容には、以下のようなものがあるでしょう。
- 対人や対物などの基本補償が付いている
- 特定の料金を支払うことでオプションが選択できる
- 料金を追加することで補償範囲がより大きくなる
- 英語などの外国語にも対応している
大手業者であれば、内容も充実しているかもしれません。複数の自動車保険を比較して、安心できるものを選ぶと良いです。
【各保険会社別】一日自動車保険のレンタカー、カーシェアリングの約款
保険会社ごとに定められているルールを約款と言い、それにより1日自動車保険の内容が左右されます。
レンタカーやカーシェアリングに関するルールは保険会社ごとに異なるため、事前にチェックしておくことが重要なのです。約款は契約時の書類に記載されている場合もあるため、必ずチェックしておいてください。
内容をよく理解しないまま契約してしまうとスムーズかもしれませんが、後になってから損をして困ってしまうかもしれないためです。
東京海上日動”ちょいのり保険”の規定(ローソンで加入可能)
ちょいのり保険の規定により、以下の者が所有する自動車は登録できません。
- 記名被保険者またはその配偶者
- 法人
加えてレンタカーやカーシェアリングは登録の対象外となりますが、実質的な所有者であれば認められる場合もあります。
三井住友海上”1DAY保険”の規定(セブンで加入可能)
1DAY保険の規定により、以下の者が所有する自動車は登録できません。
- 記名被保険者またはその配偶者
- 指定被保険者またはその配偶者
- 法人
ただし個人が所有権留保条項付売買契約で購入した場合などは、認められることもあります。
あいおいニッセイ同和損保”ワンデーサポーター”の規定(auで加入可能)
ワンデーサポーターの規定により、以下の者が所有する自動車は登録できません。
- 記名被保険者またはその配偶者
- 指定被保険者またはその配偶者
- 法人
そして他の保険会社の自動車保険と同じように、レンタカーやカーシェアリングは登録できないのです。
ドライバー保険ならレンタカー・カーシェアリングに対応
運転免許証は持っているが自動車を所有していないという人には、ドライバー保険をおすすめします。
補償内容は保険会社ごとに異なる場合もありますが、主な内容は以下の通りです。
- 対人賠償
- 対物賠償
- 搭乗者傷害
ドライバー保険の契約期間は原則として1年間であり、1日自動車保険のように1日単位ではありません。また保険料に関しては以下のような相場があります。
- 21歳未満であれば3万円から4万円
- 21歳以上であれば5万円から6万円
またドライバー保険はインターネット上から申し込みができる商品であるため、レンタカーを使い始めてからすぐに手続きができるでしょう。
まとめ
将来の自動車業界や法整備などが変わっていれば、レンタカーやカーシェアリングでも登録できる1日自動車保険が開発されるかもしれません。しかし現在では登録ができないため、ドライバー保険に加入するなどして対策をしましょう。
たとえ1日自動車保険に加入できないからといって、必要以上に悲観的になることはありません。保険会社によってはレンタカーやカーシェアリングへの対応が充実しているところもあるため、他の種類の自動車保険でも良いでしょう。
レンタカーやカーシェアリングはその個人が所有する場合とは異なり、事故後の対応も通常とは異なるかもしれません。適切な自動車保険に加入するだけではなく、事故を起こさないように安全運転に努めることも重要です。