【緊急】自動車保険の住所変更は超重要!補償受けれない可能性も…
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引越しをしたらさまざまな手続きがあり、新しい生活をスタートさせるにも手間がかかるものです。引越でするべき手続きの1つには自動車保険の住所変更があります。他の手続きに比べ、自動車保険の住所変更は後回しにされがちです。
ですが、自動車保険の住所変更を忘れていると、場合によっては事故を起こしても補償されないケースもあります。
ここでは自動車保険の住所変更の必要性と実際に住所変更をする方法、その他にすべき手続きについてまとめています。
急げ!自動車保険の住所変更は速やかに行うべし
転勤や結婚、就職その他いろいろな理由で引越しをすることがあるでしょう。引越となるといろいろな手続きや作業が増えてきます。特に電気や水道、ガスなどのライフラインの手続きなどは急いでやらなければいけません。
引越ししたら自動車保険の住所変更も速やかに行う必要があるのですが、どうしても他の手続きよりも重要視されない傾向にあり、後回しになってしまうことも少なくありません。
実際に、急いで住所変更しなくてはいけないわけではないと思ってしまう気持ちもわかります。ただ、後回しにしてしまうと、忙しさから忘れてしまうことも少なくないのです。
事故はそう頻繁に起こるわけではないからというのもありますが、いざという時に住所変更していないことでさまざまなトラブルになることもあるので注意しましょう。
自動車保険の住所変更手続きを忘れた際の危険性
たかが自動車保険の住所変更手続きを忘れたくらいで、と思う人もいるでしょう。ですが、自動車保険の住所変更をしないことで以下のような危険性がともないます。
- 補償が受けられなくなる可能性もある
- 満期のお知らせなどが届かなくなり、保険切れになることも
実際は住所変更手続きを忘れていた状況で事故を起こしても、住所が違うので事故を起こしても補償しません、ということにはならないことが多いです。ですが、必ずしもそうとは言い切れないケースもあるのです。
自動車保険によっては住む地域によって保険料が変わるものもあります。つまり、保険料が高くなる地域に引越したのに、そのままにしていると保険料が支払われていないのと同じ扱いになる可能性もあります。自動車保険の手続きは非常に簡単なので速やかに行いましょう。
自動車保険の住所変更する際に必要なもの一覧
自動車保険の住所変更をするのは面倒と思う人は少なくありません。おそらく住民票や戸籍謄本などを取得して、車検証やら実印やらいろいろと準備するものがあるのだろうと思うからではないでしょうか。
ですが、自動車保険の住所変更をする際に必要なものはほとんどありません。ちなみに、住所変更をする方法は保険会社によっても異なりますが、主に以下の3つの方法があります。
- 住所変更の書類に記入して郵送
- 電話での変更
- インターネット上で変更
このように、住所変更のみなら簡単にできてしまいます。あえて言えば準備するものとしては保険料が変わる時だけ、口座情報やクレジットカードが必要になることくらいです。ただ、それも保険会社によって変わってくるので、まずは確認してみたほうがいいでしょう。
自動車保険の住所変更以外にも確認すべき『4つの項目』
自動車保険の住所変更は比較的簡単にできるのですが、実際に住所変更した場合、他にも確認しておくべきポイントがあります。まずは以下の4つの項目はしっかり確認してみましょう。
【項目1】電話番号やメールアドレスの確認
自動車保険の契約には電話番号を記入することと思います。また、最近はネット保険なども増えていますが、ネット保険の場合はメールアドレスも登録することでしょう。
もし、住所を変更することで電話番号やメールアドレスが変更になる場合にはそちらも変更する必要があります。もちろん、電話番号やメールアドレスが変わってしまったからといって補償が受けられないということはまずありません。
そのため、契約を継続する時にでも変更しても構わないかもしれません。ですが、電話番号やメールアドレスが変わってしまうと、保険の満期などの案内が届かなくなってしまうでしょう。
それにより保険が切れたのを知らずに乗り続けてしまうことも考えられます。そうならないためにも、住所変更と一緒に変更しておきましょう。
【項目2】ナンバープレート(登録)
引越し先が県外となった場合、ナンバープレートの変更も必要となります。もちろんナンバープレートの変更手続きに関しては忘れずにすることでしょうが、自動車保険のナンバープレートの変更手続きも行わないといけません。
なんとなくナンバーが変わってしまうと補償が受けられないのではと思うかもしれませんが、実際は車体番号は変わらないので、万が一事故を起こしたとしても補償は受けられます。ただ、変更していないと事故を起こした時に保険会社の対応が遅れてしまうこともあります。
また、自動車保険ではさまざまな車のトラブルで利用できるロードサービスがありますが、ナンバーを変更していないことで、そのロードサービスの対応にも手間取ってしまうことがあります。
【項目3】使用目的・走行距離区分の変更
自動車保険に加入する際、使用目的によって保険料が変わってきます。使用目的としては以下の3つあります。
- 業務
- 日常・レジャー
- 通勤・通学
引越しをした人の中には、これまでは車は休みの日にしか乗らなかったが、引越ししたことで会社に車で通わなければいけなくなったということもあるでしょう。
そうなると、通勤で毎日車に乗ることになり、当然事故を起こすリスクも高くなります。そのために使用目的によって走行距離が変わるので保険料にも差があるのです。
【項目4】運転者の範囲
保険料を少しでも節約するため、もしくはその車に乗る人の補償範囲を広げるため、運転者の条件を絞って自動車保険に加入することでしょう。誰が乗っても補償されるように設定していると、どうしても保険料が高額になってしまうからです。
引越しはいろいろなケースがありますが、それにより運転者の範囲も変わってくることもあります。例えば、引越しして一人暮らしになれば、本人限定で補償すれば保険料は抑えられます。
逆に一人暮らしから実家に引越した時には、家族が補償されるように範囲を変更しないと補償されないことも出てきます。
また、自動車保険では年齢条件を設定しているケースもあるでしょう。それも引越しで変わってくることがあるので、まずは引越しをして自分の車を誰が乗ることになるのかを確認し、変更を検討しましょう。
まとめ
このように、後回しにしがちな自動車保険の住所変更ですが、忘れてしまうと万が一の時に補償されないなんてことになりかねません。
また、それに付随するものとして使用目的や運転者の範囲、ナンバーや電話番号も変わってくることもあるでしょうから、その点も確認しましょう。
自動車保険の住所変更はちょっと面倒に思って後回しにする人も多いですが、やってみるとわずか数分で完了することもあります。ですので、忘れる前に引越ししたら早急に変更をしてみましょう。